GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
化粧品 [P.G.C.D. ロシオン エクラ]
事業主体名
株式会社ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
株式会社ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン (東京都)
受賞番号
13G020264
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

西洋的な合理性ではなく、日本的合理性を追求したデザイン。「P.G.C.D. ロシオン エクラ」は3ヶ月サイズの化粧品である。近年PET樹脂が多い化粧品。美しいボトルも使い終わるとゴミになり捨てられるという固定概念があるからだ。わたし達は、使い切るリフィルというアイデアで、サステナブルなガラスボトルをデザインした。壊れず、簡単・便利なデザインは時として人を怠けさせ、本来日本人が大事にしている、「手間」「ひま(時間)」というプロセスの重要性を見失わせる。このデザインの目的は、スキンケアに手間ひまをかけ、美しくなる習慣を手に入れてもらうこと。そのために愛着の湧く使い続けられるボトルをデザインした。

プロデューサー

株式会社ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン 代表取締役社長 野田泰平

ディレクター

株式会社佐藤卓デザイン事務所 佐藤 卓

デザイナー

株式会社佐藤卓デザイン事務所 佐藤 卓、日下部昌子、鈴木文女

詳細情報

https://www.pgcd.jp/ec/jp/guide/eclat.html

発売
2012年8月7日
価格

17,640円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

スキンケアの力で肌が美しくなれば、心は自由でいつも自分らしく、そして前向きになれる。毎日手に取って使うものだからこそ、美しくデザインされたもので日々の習慣を支えたい。大切に扱うことで愛着が生まれ、目にするたび、手にするたびに、うれしい気持ちになれる。日常的によい習慣を重ねることで気持ちが前向きになって、忘れかけていた心の中の大事なことにも気づくことができる。わたし達はそう信じます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

簡単、便利なデザインは時として人を怠けさせる。大量生産、大量消費、西洋的な合理性を追求したあまりに、私たちは「手間」、「ひま(時間)」というプロセスを楽しみながら心豊かに過ごした先人達の生活知恵を見失ってしまった。美しくデザインされたモノだから大切に扱う。愛着が生まれ、目にするたび、手にするたび、嬉しい気持ちになる。そんな豊かな生活を提供します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本のものつくりの根幹を成す技術力を持つ職人と協力し、既存技術であっても、クリエイティブで自由な発想によるまったく新しい方法で利用することにより、製造業界の概念を超えた独自のボトルの開発に至りました。これにより、容器製造現場における技術の応用性の向上に貢献できました。また、職人の技術の活きたボトルを提供することにより、エンドユーザーにおける日本の優れた技術力のアピールにもつながりました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

化粧品は衛生上リフィル品が生産しづらい。どんなにボトルデザインにこだわっても使い終わるとゴミになり捨てられてしまう。私たちはそんな業界の常識に一石を投じるために商品のリフィル化に挑戦しました。試行錯誤の末、ガラスボトルにリフィルボトルを挿入する画期的なデザインが生まれました。環境にもやさしい「用」と「美」を兼ね備えたサスティナブルデザインです。

ユーザー・社会に伝えたいこと

伝えたいことは、毎日を丁寧に生きる大切さ。合理性を追い求め、見失いがちな「手間」、「ひま(時間)」というプロセスを、大切に扱うことで生まれる愛着を、このボトルでデザインしました。そのデザインを可能にしたのは複数の工場と職人の技術と技のものづくり。毎日の丁寧な習慣が、忘れかけていた大切なことに気付かせてくれる。このデザインで、心豊かな生活を未来へつなげたいと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

P.G.C.D.の自社WEBサイトで販売
P.G.C.D. Official Site
コンセプトムービー「P.G.C.D. Lotion Eclat」
コンセプトムービー「P.G.C.D. 【Start ONE Bottle Innovation】」

審査委員の評価

化粧品容器のリフィルという課題には、高額品においても取り組みがなされてきている昨今であるが、衛生上、中身の詰め替えに適さない分野であるだけに、これといった解決策が見られないのが現実であった。ところが、この「P.G.C.D. ロシオン エクラ」は、ボトルをはじめとする容器をすべて残し、中身入りの薄い袋のみを交換するという画期的なシステムで解決にあたっている。ガラスボトルに中の袋をぴったり収めるために底蓋を考案したところも出色で、メーカーとデザイナーの強い意志が感じられる。化粧品容器におけるサスティナブルなパッケージづくりという課題に対する優れた答えがここにあり、高い評価に値する。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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