GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ヤマモ味噌醤油醸造元 [あま塩しょうゆ、別製しょうゆ、白露しょうゆ、あじ自慢、白だし、秋田味噌、雪解け、肉味噌、焦香]
事業主体名
髙茂合名会社
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
髙茂合名会社 (秋田県)
受賞番号
13G020248
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ヤマモ味噌醤油醸造元は創業から約150年続く、秋田の老舗蔵元です。国内外を問わず様々なお客様にその味をお届けする為、「リブランディング」を行いました。その作業は、七代目の髙橋泰が自ら行い、海外市場調査、ロゴマーク・パッケージのリデザイン、外国語対応パンフレット及びHP作成、その世界観を体現したショップにまで及び、現在も、お客様の声の中でより良いものを生み出すプラットフォームとして機能しています。

プロデューサー

髙橋泰

ディレクター

髙橋泰

デザイナー

髙橋泰

詳細情報

http://www.yamamo1867.com

利用開始
2012年6月
価格

360 ~ 5,950円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

ヤマモ味噌醤油醸造元

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ヤマモ味噌醤油醸造元の製品は、秋田県南の豊かで厳しい自然、そこで育った人々の手により生み出されます。蔵の井戸から湧き出る、長い年月を掛けて磨かれた皆瀬川の伏流水。厳しいからこそ、その味に強く優しい芯をもたらす、その四季を活かした天然醸造。そして7つの土蔵でゆっくりと一年の時間を掛け、発酵と熟成を重ねます。150年の歴史の中で磨かれた、健やかで美しい味を食卓に提供するものです。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

使いやすい大きさと、邪魔にならないシンプルなパッケージデザインでいつも食卓でご使用頂けます。また、海外からの視点が入る事で、これまでにない使い方、新たな広がりのある食文化が生まれます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

古くから地域に根ざして来たヤマモ味噌醤油醸造元が、国外での展開を行う事で周辺地域の企業の次の一歩を引き出し、地域経済の活性化をもたらします。また、海外からの情報を吸収、研究開発を行う事で次世代の産業の礎となります。店舗(セレクトショップ)や工場見学により、外国人を含めた観光客を誘致する事で観光産業に貢献するものです。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

現在、その素晴らしい技術・製品を持ちながらも、見せ方・販路といった部分で隘路に陥っている地方の中小企業が多く見受けられます。ヤマモ味噌醤油醸造元では、その隘路をリブランディングという手法で乗り越えようとしています。今回の弊社の取り組みはひとつのモデルケースになるかと思います。日本の持つ、技術力、細やかな配慮から生まれた製品を、これまでより、多くの方に受け取って頂けるものです。

ユーザー・社会に伝えたいこと

震災後、私たちはかつての価値観や技術を、もう一度見つめ直すことを必要とされています。そこに勇気を持って再定義(リブランディング)をすることで、国内外に次の豊かさを提案することができると考えました。また、そのような姿勢こそ、海外に発信すべきだと思っております。弊社製品が日常の食生活の中から、そのようなことを考える機会になることができればと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ヤマモ味噌醬油醸造元
ヤマモ味噌醬油醸造元
YAMAMO ONLINE STORE

審査委員の評価

食生活の多様化により国内の醤油消費量は楽観できない状況にある。その一方で、海外ではスシをはじめとする日本食ブームがあり、日本食は健康的な食事として普及している。ヤマモ味噌醤油醸造元は、そんな時代を見据えて経営者自らリブランディングを行っているところが高い評価に値する。自社商品が長年培ってきた価値が広く伝わるように、老舗らしさとコンテンポラリーさをバランスよく併せ持つシンボルを考案し、消費者のライフスタイルも考慮してサイズも見直した。海外向けに欧文表記を入れたことで、日本人にとっても現代のテーブルに合うモダンな印象に仕上がっている。こうした改革がデザインによる伝統産業再生の好例となることを期待したい。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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