GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
即席みそ汁 [即席味噌汁(特赤・淡醸)]
事業主体名
米忠味噌株式会社
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
株式会社オフィス47 (神奈川県)
受賞番号
13G020240
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

文政 3(1820)年創業以来、食い倒れ大阪のお客様方にご愛好いただいております。大正、昭和、平成と、陛下のご来阪の節にはご食膳にのぼる光栄を得てきました。当社の代表的商品である人気商品の赤味噌「特赤」、そして同じく人気の合わせ味噌「淡醸」を美味しさそのままにフリーズドライにした即席味噌汁です。最高の材料を使い、丹精を込め手間暇をかけ、皆様方のご趣向にそうように吟味醸造いたしました。

プロデューサー

丸橋裕史

ディレクター

増田総成

デザイナー

浜田知恵梨(デザイン)、田渕正敏(イラストレーション)

詳細情報

http://www.komechu.jp/

発売
2008年4月1日
価格

1,050円

販売地域

日本国内向け

設置場所

米忠味噌本店

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

身体的視点からみて、応募対象は「視覚」と「触覚」を通じて「食べる喜びと安心感」の提供に成功したパッケージである。目で見て愉しく、触って心地良い上質な質感に仕上げた。食品は視覚が食欲増進だけでなく購買に貢献する要素は大きい。また商品の上質さや安心感は、商品の包みの触感からも感じさせることができるものに仕上げた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

応募対象は主に手土産で購入される事が多い。生活的視点からみて、応募対象は手土産を渡す場面においてコミュニケーションの創発に大きく貢献している。手土産品に大事なものは、商品や作り手の歴史、美意識、商品の味など渡す人が誇りをもって渡せる商品であると安心させられることである。その点において応募対象は上記の全てを満たしている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

産業的視点からみると、応募対象は手土産品購入者に対し新たな選択肢を提供し、手土産市場に対しては多くの人に選ばれる美しさを備えていることから、市場拡大の一助を提供している。事実、販売前に日頃手土産などを得意先に持参する会社員にアンケートをとったところ、いつも「甘いもの」を持っていたが、この見た目であれば、新たな選択肢に入れたい。という意見が多数出た。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会的観点からみると、高齢化による火事を未然に防ぐフリーズドライ製品のニーズ拡大という意味で安全面に寄与している。また地球環境的観点からみると、フリーズドライ商品は一般的に賞味期限が長く、食べきることを前提に開発されている。つまり「買ったはいいが、その後食べきれずにダメにしてしまう」といった食品廃棄ロスを抑える効果を提供している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

日本には優れた食文化があります。そしてそれを支えている優れた職人がいます。デザインを通じて、まだ光が当たらない素晴らしい日本の食の発見に貢献できれば嬉しいです。デザインを通じてできることを、これからも探っていきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

米忠味噌本店、阪神百貨店(梅田店)、あべのハルカス近鉄本店
米忠味噌本店ホームページ

審査委員の評価

フリーズドライの即席味噌汁の顔つきとして、新しい市場を開拓する力を感じるデザインである。風合いの良い紙に味噌汁と具をやさしいイラストで描くことで、現代の食生活の中での味噌汁として表現することに成功している。通常は盛り込みがちな文字情報も極力排し、「特赤」、「淡醸」といった商品名のみの表記にとどめたところも潔い。変化する時代の中で伝統的な食文化を守り、次世代に伝える方法としてのデザインがここにある。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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