GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
小間板 そば道具 [黒柿帯こま板]
事業主体名
有限会社中村豊蔵商店
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
有限会社中村豊蔵商店 (福島県)
受賞番号
13G020230
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

銘木黒柿材を使用したコマ板。包丁のガイド役を果たすそば道具。木曽檜柾目の板材に、溝を彫り、そこに帯状に加工した黒柿を埋め込みました。木曽檜の真っ直ぐ伸びた木目板の中央に、優雅に流れるような黒柿の木目が魅力です。

プロデューサー

中村豊蔵商店 中村 啓介

ディレクター

中村豊蔵商店 中村 啓介

デザイナー

中村豊蔵商店 中村 啓介

詳細情報

http://www.toyozo.com/

発売
2012年4月1日
価格

17,850円

販売地域

日本国内向け

設置場所

当社ショールーム 専門店 その他展示場など

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

黒柿の帯材は、ちょうど、こま板を手で支えるポイントである木曽檜の板の中央に配置しました。黒柿は、手で触れたり、使用後に、布で粉を落としたりを繰り返すことで、黒柿独特の落ち着いた光沢と、静寂な模様に、磨きがかかります。使い込むことで、自然の美しさが増す、日本の文化でもある美学を巧みにそば道具に生かしました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

そば道具はなぜ木製品が多いか? それは加工後も生きているからです。どんな型になろうとも、木は呼吸し続ける。長い年月が経てば経つほど、使用感により味わいが増す。手に優しいやわらかな肌触りと、美しい木目は、五感に訴えかけてきます。良い道具は使い手がその道具に愛着を持てるかで決まる。使い手と道具の架け橋になりたい。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

黒柿は、別名、ジャパニーズパーシモン (Japanese persimmon)とも呼ばれ、和を象徴するにふさわしく、日本古来から珍重してきた材料です。そば道具に黒柿の材料を、より高品質で、御求めやすい価格設定を実現することにより、日本の良さが伝わる、和の道具として、より多くの方に、その良さを認識いただきたい。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

黒柿は、日本特有の風土で成長した奇跡の材料です。その貴重さは、多種ある木材の中でも郡を抜いています。自然の恵みである黒柿を加工した道具は、大事に使っていただきたい。使用後は、念入りに手入れし、壊れたら治して使う。昔は当たり前とされてきたことも、時代と共に、考え方が変わってきている。物の大切さと 地球規模で、人と自然の密接な関係について、より深く考える場を与えていきたい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

蕎麦を打つ腕が上がれば、それだけ良い道具がほしくなる。逆に言えば、良い道具を使用すれば、腕は後から付いてくる。黒柿の木目を最大限活かしたこま板は、こよなく蕎麦を愛する方の最良の道具です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

有限会社 中村豊蔵商店 ショールーム
頑固そば道具 中村豊蔵商店

審査委員の評価

硬質な黒柿材を刃のあたる部分に使用した、機能本位のこま板である。黒柿は貴重な銘木であり、装飾にも活かすことでユーザーの満足感を満たす製品である。パーツの接合は細工が入念で緊張感のある設計であり、美的である。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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