GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
茶筒 [茶綾]
事業主体名
会津桐タンス株式会社
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
会津桐タンス株式会社 (福島県)
受賞番号
13G020198
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

産学官連携により、桐の銘木会津桐と箪笥製作の伝統技術を生かした商品開発を進め、箪笥の意匠と製作の技を生かした極小さな箪笥といえる茶筒を作りました。

プロデューサー

福島県三島町、会津桐タンス株式会社

ディレクター

多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン研究室 岩倉信弥、山本秀夫、安次富隆

デザイナー

中村周平

発売
2010年5月
価格

7,245円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

軽くて手触りが温かく、中箱のスライド感が心癒す商品であると思います。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本茶の容器「茶筒」として開発しましたが、密閉性の良さは、紅茶やコーヒー、調味料の容器としても使えると思いますので、幅広い用途が期待できます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本茶の容器は、金属製か紙パックが主流ですが、高級茶や類する物の容器とすることで、より付加価値の高い商品になるものと思われます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

桐は成長が早く、大量のCO2を吸収、固定します。この桐を製品にして使い続けることは、CO2を固定し続けることになり、地球環境に寄与すると考えています。桐箪笥は、100年を超えて使い続けられているものが数多くあります。

ユーザー・社会に伝えたいこと

桐は、古来より貴重品や美術品、衣類などの保管箱や箪笥の材料として使われて来ましたが、生活様式や住宅事情の変化に伴って桐箪笥の需要が減少するなど、日本の気候風土から生まれた伝統文化が衰退しています。極めてコンパクトな箪笥ともいえる「茶綾」により、桐と伝統技術の良さを再認識して頂きたいと願います。

審査委員の評価

需要が減っている桐箪笥の素材と技術を活用し、伝統産業の振興を目指す産学官連携のデザインで、環境や社会の問題に取り組む学生らしい真面目な姿勢が感じられる。密閉性があり、軽く、手触りの良い桐材の性質を、現代生活の中で日常的に使用される茶筒に活用した点が良い。スライド式の構造は、一般的な茶筒にあるような二重の蓋を開ける手間を省き、使用感も滑らかで、持ちやすく使いやすい。桐の質感を活かした外見はシンプルで、外箱に入れた1本の線が、お茶の振り出し口の位置を示すなど、無駄のない機能性を感じさせるデザインである。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

ページトップへ