GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
テーブルウェア [ボトルウェア]
事業主体名
日本コカ・コーラ株式会社
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
日本コカ・コーラ株式会社 (東京都)
受賞番号
13G020195
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

コカ・コーラは、デザインオフィスnendo とのコラボレーションにより、「コカ・コーラ」のコンツアーボトルを100%再利用した、テーブルウェア “Coca-Cola Bottleware”を制作しました。”Coca-Cola Bottleware”では、飲料の容器としてのボトルから、食卓を豊かにするテーブルウェアに、そして、そのテーブルウェアをきっかけに、人と人とのつながりを強める存在として、アップサイクリングされた循環を造り出すアイテムとして、新たな価値を提案致しました。

プロデューサー

日本コカ・コーラ株式会社 マーケティング&ニュービジネス グローバルライセンシングマネジャー 清田美佐子

ディレクター

ミルデザイン クリエイティブディレクター 青木昭夫

デザイナー

デザインオフィスnendo 佐藤オオキ

詳細情報

http://www.cocacola.co.jp/bottleware/

発売
2012年10月31日
価格

5,250 ~ 14,700円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

底面にあるナーリングと呼ばれる、製造過程において熱衝撃緩和のために施される突起は、決して目立つものではないものの、ガラスボトルの特徴のひとつであり、手にとって飲むと必ず見える要素です。そのナーリングを、さりげなく食器の底にあしらうことで、単なる役割を超えて、ガラスが再生されることで循環するイメージや、人と人とがリング状に繋がっていくことを使用者に想起させたいと考えました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ライフスタイルが多様化し、コミュニケーションが希薄になっている現代社会において、この“Coca-Cola Bottleware”が飲料「コカ・コーラ」と共に、人と人とが寄りそって食卓を囲み、家族や仲間など大切な人と食を通したコミュニケーションの機会をつくるきっかけとなればと思っています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

10月31日〜デザインタイドトーキョーでnendoによるインスタレーションを発表と同時に青山のシボネで発売開始、外苑前のレストランシェアードテラスでは“Bottelware”を使用したスペシャルメニューを提供しました。実際に見て、試して、買うことが出来る機会を提供致しました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

原料のコンツアーボトルは、回収、洗浄され、再度中身を詰め直すことで再使用されるリターナブルボトルです。その過程で劣化し、ボトルの役割を終えたモノを全国のコカ•コーラボトラー社から回収し、100%再利用しました。飲料の容器としてのボトルから、食卓を豊かにするテーブルウェアに、それをきっかけに人と人とのつながりを強める、アップサイクリングされた循環を造り出すアイテムとして、新たな価値を提案しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

コカ・コーラは127年の歴史において、常に革新と持続可能な社会の実現に努めてまいりました。そして“人と人との繋がりや絆を強くする”ことこそコカ・コーラが大切にしてきたことです。この価値をアップサイクルを通じて伝える為に、nendoによるデザイン、青森の職人に手作りされ、これをきっかけに人と人とのつながりを強める、アップサイクリングされた循環を造り出すアイテムとして、新たな価値を提案しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Coke Store, たかくら新産業株式会社
Coke Store
たかくら新産業株式会社

審査委員の評価

回収、洗浄、再利用というリターナブルボトルとしての役目を終えた瓶を廃棄するのではなく、手づくりのテーブルウェアシリーズとして再生することで、新たな役割と価値を与えるアイデアが新鮮だ。コカ・コーラのシンボルとも言えるコンツアーボトルの薄いグリーンと、瓶の製造工程で底面に施される環状に並んだ突起をアイコンとして、再生テーブルウェアのデザインに取り込み、形や用途が変わっても、コカ・コーラのブランドアイデンティティを魅力的に感じさせるデザイン手法がこなれている。単なるリサイクル以上の価値を提供するデザインの優れた事例になるだろう。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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