GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
硬式野球用バッティングヘルメット [硬式用バッティングヘルメット/BPB13S、BPR13S]
事業主体名
株式会社アシックス
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
株式会社アシックス (兵庫県)
受賞番号
13G010115
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

バッティング用ヘルメットは打撃時の頭部保護具として、硬式・軟式等の種別を問わず着用を義務付けられている。安全性への配慮が必要不可欠なため相応の重量を要しており、これについては長期間にわたり大幅な改善は成されなかった。本製品は、ヘルメットの重量の大半を占める外殻樹脂の成型方法について、従来の製法である射出成型ではなく、より薄肉で成型できる真空成型を活用し大幅な軽量化に成功した。安全性についても従来品同様の衝撃緩衝性を保持し、「軽くて安全なヘルメット」としてプレーヤーのパフォーマンス向上に寄与できる製品となっている。

プロデューサー

アシックスジャパン株式会社 ベースボール事業部 森貞樹

ディレクター

アシックスジャパン株式会社 ベースボール事業部 西村嘉文

デザイナー

株式会社アシックス スポーツ工学研究所 塩出茂雄+アシックスジャパン株式会社 ベースボール事業部 河本勇真

詳細情報

http://www.asics.co.jp/baseball/products/equip/A/detail/~BPB13S&BO

発売
2013年1月
価格

9,450円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

軽量化により、プレーヤーの身体的負担を軽減しながらも、従来と変わらぬ安全性を保持するための工夫がなされている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

野球用ヘルメットは一度の頭部死球により交換を義務付けられている。しかし、従来のヘルメットは死球を受けても表面上は変形しない場合が多く、問題ないと判断され継続的に使用されていることがある。しかし、実際は内部のスチロールが破損していたりするなど、その後の使用では安全性に欠けてしまう。本製品は一度の死球で表面も変形し易い設計になっており、交換を促すことで使用者の安全に配慮している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

要望の強い軽量化と言う課題に対して、バッティングヘルメットの分野では初めてとなる真空成型を活用した新しいアプローチで課題を克服、従来品からの圧倒的な軽量化を実現した

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

スポーツ用品メーカーとして常に機能的な製品づくりでプレーヤーを支え、個々の夢を応援し、スポーツマン精神の溢れる爽やかな社会づくりに貢献していきたい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

野球の「華」といえばホームランだが、日本代表が二度にわたり世界一に輝いた「スモールベースボール」の象徴は「スピード」である。当該ヘルメットは従来の市場商品から大幅な軽量化を実現させた、まさに日本野球をより進化させる可能性を秘めたデザインとなっている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の野球専門店や大型スポーツショップで購入できます

審査委員の評価

野球のヘルメットは長い間大きな変革がないアイテムのひとつだった。強度を上げることと軽量化は相反するとされていたが、それを製法から見直すことで実現化したことは、野球のプレーヤーでなくとも驚きと喜びに心が湧く。他分野のヘルメットでは以前より自転車用などで、真空成形と発泡素材との組み合わせた商品が出ているが、野球のヘルメットとしては新しい。複雑な機能形状をスピード感ある美しいフォルムにまとめている。性能が上がるだけでなく、プレーヤーの佇まいや心理作用が大きく変化したことを、高く評価した。

担当審査委員| 廣田 尚子   工藤 青石   サイトウマコト   須藤 玲子  

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