GOOD DESIGN AWARD

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受賞年度
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特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マッチ箱マガジンプロジェクト [マッチ箱マガジン]
事業主体名
株式会社佐々木印刷所
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
株式会社佐々木印刷所 (宮城県)
受賞番号
13G010051
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

マッチ箱サイズのパッケージに、復興への希望を込めて宮城の魅力を発信する「マッチ箱マガジンプロジェクト」。その第一弾として、宮城の代表的な5つの温泉地を紹介するミニガイドと、各温泉地の銘産であるこけしをモチーフとした付箋紙を制作。実際に温泉地に足を運んでもらう仕掛けとして、思わず手に取り、誰かに見せたくなる可愛いタッチで、クリエイター目線で温泉地の魅力を発信する商品とした。震災に負けず奮闘する観光地とクリエイター双方の魅力をアピールするこのマッチ箱は、新しい発見と出会いのきっかけをつくるコミュニケーションツールである。持続的な復興支援に繋げていくため、マガジン形式で他エリアにも展開予定。

プロデューサー

株式会社佐々木印刷所 佐々木英明

ディレクター

泉 友子

デザイナー

泉友子 たけのこスカーフ 森友紀、工藤ユキ、佐藤純子

詳細情報

http://www.sasaki-print.com

発売
2012年12月7日
価格

500円 (税込み価格)

販売地域

日本国内向け

設置場所

メリーメリークリスマスランド仙台市青葉区春日町6−15GIPビル1階

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

手にとってみたくなるサイズと、可愛らしくノスタルジックなデザインで思わず箱を引き出してみたくなる。中に入っているミニガイドで、情報に直接触ってみることができ、付箋紙は、温泉地を訪れようと、旅の予定を手帳にメモすることに使える。また、5種類揃えるために温泉地巡りをしていただいた方もおり、新たな観光土産にも機能している。付箋紙を使いきった後は、旅の思い出の小物入れとして長く手元に置いていただける。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

付箋紙は、一般にメモのために使われるが、このマッチ箱マガジンのこけし付箋は、誰かに見せたい、話したいと思わせるようなデザインで、自宅やオフィスを楽しく彩ることができる。また、デザインしたクリエイターや販売いただいている雑貨店のファンの方々が、SNSなどで情報共有し、これまで温泉地に興味のない方が足を運んでもらうきっかけとなるなど、違うコミュニティ同士が結びつき、新たな復興支援につながっている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

マッチ箱の作成、付箋紙の貼付け、ミニガイドの蛇腹折りは全て手作業で行っている。第一弾の売上を原資に現在、第二弾のマッチ箱マガジンを震災被害の甚大だった沿岸部で作成することを検討している。その際には、地元の仮設住宅などにお住まいの方や、地域の印刷事業者の方などに制作に関わっていただき、売上を被災地に還元できる事業として成り立たせるとともに、地域コミュニティ維持の一助に寄与したいと考えている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

観光地をクリエイター目線で紹介する「マッチ箱」というコミュニケーションツールとして制作するこのプロジェクトは、これまでの観光地からの一方的なプロモーションとは異なり、新たな魅力を発信できると考えている。この企画は東北のみならず様々な地域で活用いただける可能性があると考えており震災復興だけでなく、これから地域活性化の新たなコミュニケーションツールとして、全国で利用いただけるよう展開していきたい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

このプロジェクトは、印刷業に携わる私が、大好きな地元宮城の復興に役立ちたいと考え、その想いに共感いただいた温泉地の事業者の方々や、地元クリエイターの方々の協力を得て実現しました。デザインにより商品価値を高めるだけでなく、プロジェクト自体をデザインとして捉え、観光地とクリエイターの双方の魅力を発信して、復興支援に貢献したいと思います。第二弾の宮城県沿岸部をテーマとした企画も現在準備中です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

メリーメリークリスマスランド
メリーメリークリスマスランド
地元新聞紙 河北新報に掲載されました。
仙台市役所のホームページに掲載されました。

審査委員の評価

東北各地ではさまざまな復興支援活動が行われている。宮城県内の5つの温泉地の魅力を紹介する「マッチ箱マガジン」は、マッチ箱サイズの旅のしおりだ。地元のデザイナーによるイラストレーションが、小さなマッチ箱の中に納まっている。箱、引き出し、しおり、付箋と、立体的なパーツが、マッチ箱のもつ潜在力を十二分に発揮する、心温まるデザインである。

担当審査委員| 廣田 尚子   工藤 青石   サイトウマコト   須藤 玲子  

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