GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
OSORO(オソロ) [眼鏡]
事業主体名
MonkeyFlip
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
名古屋工業大学 大学院 伊藤孝紀研究室 (愛知県)
株式会社浅野屋 (愛知県)
受賞番号
13G010017
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

震災以降、「つながり」を強固にしたいという想いが強まっている。日本中の誰もが大切な人のことを考えている今、「親子、兄弟、夫婦、恋人・・」といった大切な人とのつながりを実感できる仕掛けをメガネを用いて表現した。単なる「ペアルック」ではないさりげないお揃い感で、物理的なつながりだけでなく、「こころのつながり」を体感できるメガネを目指している。大小サイズの異なる2つのメガネが重なりあうデザインは、どんな時でもつながりを感じられる仕掛けとなり、持っているだけで安心したり互いを想ったりできる。つながりを求める時代だからこそ生まれた、大切な人とのつながりを実感できるメガネである。

デザイナー

名古屋工業大学 大学院 伊藤孝紀研究室 伊藤孝紀+MonkeyFlip 岸正龍

詳細情報

http://http/monkeyflip.co.jp

発売
2012年12月8日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

メガネが重なり合う凹凸を活かしフレームのサイズを2種類展開することで、顔のサイズが異なる男性と女性や大人と子どもでも、同じデザインのフレームを一緒に身につけられる工夫を施している。女性・子ども用のSサイズと男性・大人用のLサイズを展開することにより、「親子、夫婦、恋人、兄弟・・・」などさまざまな関係のペアが身につけることの出来るサイズ設定とした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

メガネを掛けて楽しむだけではなく、使用していない時でも大切な人とのつながりを感じられるようなデザイン的配慮を施した。大小サイズの異なる2つのフレームは正面で重なり合い、お互いを寄り添わせて置くことができる。身につけていない時でも、身近に置いたり、記念に飾っておけるため、お互いの想いがより近くに感じられる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本物志向のニーズの高まりから、細部までデザインと品質のコントロールができる技術が地元に必要だと実感した。ものづくりの技術ある愛知県なら、眼鏡工場をつくることは可能ある。そこで、世界初となる射出成形が可能な工場をつくり、その工場で生み出される新たなブランドの構築を取り組んだ。地元から発信すること、工場生産できる技術を誇りにできること等、地場産業の活性化にこだわった製造工程を創り出した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

震災以後の意識調査では「つながり」を強固にしたいという想いが強くなっている。そして大切な人とのつながりを実感できる仕掛けへの需要が高まっている。しかし、実際には「家族」「地域」「職場」のつながりは希薄化の傾向にある。そこで、地元生産による地域とのつながり、ものづくり技術を伝承するつながり、メガネを使用して体現するつながり等、「OSORO」に関わる全てが「つながり」の連鎖を起こす仕組みを創り出した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

メガネのデザインで表現したことは、見るからに分かるペアルックではなく、掛けている人達だけが分かる"オソロい"のつながり感です。ずっと一緒にいるような気持ちにさせてくれる「OSORO」で、恋人同士や夫婦、家族らとのつながりを再確認できることを意識しました。2人で1つなんていうユニークも交えながら、大切な人とのつながりを楽しんでください。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

MonkeyFlip本店/名古屋市中区大須3-25-22、北沢めがね工房/世田谷区北沢2-28-1
MonkeyFlip ホームページ
北沢めがね工房 ウェブサイト

審査委員の評価

メガネが他の個体と繋がる形を持っていることによって、人と人との繋がりという精神的な部分を喚起させる発想がユニークで新しい。フォルムは、ライトウェイトなデザインが多い中で、ボリュームがあり樹脂の深い色が活きた個性的なデザインであることもオリジナリティを高めていて面白い。ものを通して事のデザインに踏み込んだ点と、それを形の面白さに繋げたことを評価した。

担当審査委員| 廣田 尚子   工藤 青石   サイトウマコト   須藤 玲子  

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