GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
連続立体交差事業 [京急本線・空港線(京急蒲田駅付近)連続立体交差事業]
事業主体名
東京都、大田区、京浜急行電鉄
分類
公共領域のためのサービス・システム
受賞企業
京浜急行電鉄株式会社 (東京都)
株式会社復建エンジニヤリング (東京都)
パシフィックコンサルタンツ株式会社 (東京都)
株式会社東急設計コンサルタント (東京都)
京急・大豊・西松・鉄建建設共同企業体 (東京都)
東急・奥村・森本建設共同企業体 (東京都)
大成・京急建設共同企業体 (東京都)
鹿島・錢高建設共同企業体 (東京都)
大林・五洋建設共同企業体 (東京都)
清水・前田・りんかい日産建設共同企業体 (東京都)
熊谷・西武・間・不動テトラ建設共同企業体 (東京都)
戸田・馬淵・三井住友建設共同企業体 (東京都)
京急建設株式会社 (東京都)
京急電機株式会社 (神奈川県)
東急テクノシステム株式会社 (神奈川県)
受賞番号
12GC31032
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

都市高速鉄道 京浜急行電鉄本線の平和島駅〜六郷土手駅までの延長約4.7kmの区間、および同空港線の京急蒲田駅〜大鳥居駅までの延長約1.3kmの区間を連続的に立体交差化するとともに、京急蒲田駅の改良を行い羽田空港へのアクセスを大幅に改善する。

プロデューサー

京浜急行電鉄株式会社

ディレクター

京浜急行電鉄株式会社

デザイナー

京浜急行電鉄株式会社

利用開始
2012年11月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

京急蒲田駅の改良により本線〜空港線へ直通列車本数を大幅に増加することが可能となり、京急蒲田駅での跨線橋・地下道を使った乗換え抵抗を減少することができる。また、同駅の改良に合わせて駅前広場や駐輪場が整備されることで、鉄道〜バス・タクシー・自転車へのシームレスな乗換えが可能となり、京急蒲田駅の交通結節点機能が大幅に改善される。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

計28箇所の踏切(最大遮断時間53分/時)が解消されることで慢性的な交通渋滞が緩和され、京急線で分断されていた区域の東西交流が活発になるほか、踏切事故を削減できる。また、鉄道高架橋の創出できる高架下の大空間や高架橋に付帯して設置する「関連側道」により、交通・通風・採光の改善が図られるほか、震災発生時の救出避難通路確保や火災発生時の延焼抑止を図れる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

自動車交通量の多い国道15号、都道環状八号線等の踏切を立体化することで”走行時間短縮便益”、”走行経費減少便益”の向上が図れ、経済活動の活発化・効率化に貢献できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

慢性的な交通渋滞の緩和により、地球温暖化ガスの大幅な削減が可能となる。また、鉄道機能が向上することで、エネルギー効率の高い鉄道利用の促進が進むことが期待できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本事業により、国道15号や都道環状8号線など28箇所の踏切道が解消されることによって、首都圏南部で広域にわたって慢性的な交通渋滞が緩和されます。鉄道では京急蒲田駅を改良することにより、羽田空港への直通列車の増発や時短が図られ、空港アクセスが大幅に改善されます。また、地域住民には側道等の整備により快適な住環境を提供します。

審査委員の評価

都市部の鉄道をリノベーションしていく制約条件は厳しい。本応募では限られた鉄道敷地において、日本を代表する様々な土木技術を同時適用することで、連続立体交差と鉄道駅を段階更新に成功している。日々の生活を支える鉄道運行を一度たりとも止めることなく28箇所の踏切渋滞の解消と空港アクセスを同時に実現しているなど、その効果は絶大であり、大都市の動脈たる鉄道ネットワークを動かしながら、より高性能なネットワークへとリノベーションしていくアーバンデザインの思想は、地球環境時代の低炭素なモビリティ社会を実現していく上で、きわめて高く評価できる。

担当審査委員| 福田 哲夫   櫛 勝彦   羽藤 英二   原 研哉   吉村 等  

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