GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
生活情報ガイド [いろはにっぽん生活応援パック]
事業主体名
株式会社ラーンズ
分類
公共領域のためのメディア
受賞企業
株式会社ラーンズ (岡山県)
受賞番号
12GC21022
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本の生活に関する“いろは”が満載!在住外国人の「わかった!」「助かった!」を実現するために『いろはにっぽん生活応援パック』を開発しました。『いろはにっぽん生活応援パック』では、日本での暮らしを支援する『生活いろは手帳』、緊急時の連絡先などをまとめた『いろはシート』、病院で役立つ『いろは問診票』を、耐久性の高い専用の『いろはバインダ』にいれて提供します。いずれも“やさしい日本語”に外国語を1言語併記(現在は、やさしい英語、中国語(簡体字)、ポルトガル語に対応)して、展開しています。

プロデューサー

株式会社ラーンズ 企画部 岩男慎也、秋山健一

ディレクター

株式会社ラーンズ 企画部 中原茂樹、石井丈司、徳山公美

デザイナー

ココロ株式会社、わたなべふみ、株式会社トータルデザインセンター

詳細情報

http://www.learn-s.co.jp/shop/contents1/index.aspx

発売
2012年4月1日
価格

1,050円

販売地域

国内・海外共通仕様

問い合せ先

株式会社ラーンズ 企画部
Email: iroha-nippon@learn-s.co.jp
URL: http://www.learn-s.co.jp/shop/contents1/index.aspx

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

自治体に対して「外国人の声が届く」を、商品販売後のサービスで実現しました。『いろはにっぽん生活応援パック』を購入し自治体が外国人に手渡した後、私たちは、在住外国人がその内容などに満足しているかどうかを、自治体とともにアンケートなどで確認し、導入効果が測ることができるようにしています。これにより、“さらによい商品を、次に来る外国人”へ提供することを可能にしています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

“見ただけで伝わる”ように、親しみやすいイラストを多用した紙面にしました。また、ひとりでも多くの人に読んでもらうために、外国人にも理解しやすい“やさしい日本語”と大きめのルビを使いました。さらに“母語に左右されない商品を実現したい”と思い、使用頻度の高い英単語で訳した“やさしい英語”を採用しました。これにより、英語圏でない在住外国人の方にも情報提供が可能です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

『生活いろは手帳』は、日本で生活する上で重要なことを必ず読んでもらえるように、“緊急”、“風習・文化”、“生活基礎情報”の順序で構成しています。また、“ゴミの分別”や“日本の学校システム”などの項目では、日本人にはあたりまえのことでも外国人にはなじみのない事、たとえば、“ゴミを分別すること”、“学校の6・3・3制度”、“PTA制度”などの情報を掲載し、生活で感じる疑問を解決できる内容にしています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

「震災などの影響で、外国人を雇用しようとしてもなかなか集まらない。また、なかなか定着しなくて…」。制作する際、外国人労働者を雇用する企業からお聞きした悩みです。外国人を採用するにあたって“生活のサポート”まですることが大切だと、私たちは考えています。また、雇用者と被雇用者のコミュニケーションを円滑にすることが可能です。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

外国人にとって知りたい情報をすべて読んでもらうことを念頭に制作しました。特に、自治体が在住外国人に伝えたい情報が掲載できる『いろはオプションシート』は、はじめに自治体担当者と外国人へヒアリングすることからお願いしています。ですので、外国人の意見を取り入れたサービス内容を自治体から発信することができ、それがその地域に暮らす外国人に対する生活基盤になります。

ユーザー・社会に伝えたいこと

在住外国人の方々が「地震が起きたとき、どのように対処すればよいかがわかった!」、「お医者さんとコミュニケーションがとれ、安心して治療を受けられた!」など母国と同じように生活できることをめざしています。そして、もっと日本のことが好きになり、日本が第2の故郷であると感じられる社会をめざしています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ラーンズ

審査委員の評価

日本に在住する外国人が困った時に何処へ行けば良いのか?誰に聞いたら教えてくれるのか? 私たち日本人には当たり前のことでも、言葉や文化が異なる外国人にはとても高いハードルとなる。この生活情報ガイド「いろはにっぽん生活応援パック」はそんな不安を解消する優れたツールと言える。689の自治体にヒヤリングした結果、“災害情報や医療情報ができていない”、日本人にとって“あたりまえ”のことが伝わっていないなど、改善すべきことがあぶり出された。それを見ただけで理解できるイラスト中心の表現手法は、好感のもてるデザインと高く評価する。

担当審査委員| 南雲 勝志   大島 礼治   黒川 玲   手塚 由比   堀井 秀之   森田 昌嗣  

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