GOOD DESIGN AWARD

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2012

GOOD DESIGN|復興デザイン賞

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受賞対象名
フリーペーパー [石巻VOICE]
事業主体名
ISHINOMAKI2.0
分類
公共領域のためのメディア
受賞企業
一般社団法人ISHINOMAKI 2.0 (宮城県)
受賞番号
12GC21021
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

フリーペーパー[石巻VOICE]まちづくりプラットフォーム[ISHINOMAKI2.0] は、2点をまとめて「復興デザイン賞」1件の扱いとなります。

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

石巻VOICEは、石巻人の声を拾い上げ、一冊の本へ編み上げたフリーペーパーです。石巻の人々が語る「私の石巻」を通して石巻はどんなまちなのか、石巻の文化や歴史、そして石巻の人々が、どんな未来を描いているのかを地元石巻の人々に、そして全国に広く発信するための媒体です。全国へと配布された「石巻VOICE」は、読んだ人の共感を呼び、石巻へ興味や関心をもつきっかけになっています。

プロデューサー

Ishinomaki2.0

ディレクター

W+K Tokyo

デザイナー

飯田昭雄、真野洋介 東京工業大学真野研究室

詳細情報

http://ishinomaki2.com/images/af/voice.pdf

発売
2011年7月
価格

0円 (フリーペーパーのため無料)

販売地域

日本国内向け

設置場所

石巻から全国

問い合せ先

一般社団法人ISHINOMAKI2.0 なし
Email: info@ishinomaki2.com
URL: http://ishinomaki2.com

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

今回の震災は東北全体に広範囲に被害を及ぼしたが、被害の程度やもとのまちの状態も一様ではありません。「VOICE」において人々に自分たちの住むまちのことを語ってもらうことで地域固有の魅力や資源を発掘していき、復興へのきっかけとなればと考えております。また石巻以外のまちでも、VOICEを集めることで描かれる「まちの姿」があると思います。他地域でも未来でも、同様の手法が応用できるようデザインしています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

震災でパソコンを失ったひとや、もともとパソコンを扱うことに慣れていない世代にも広く届くように 紙という媒体を選定しています。また配布に関しては、協力していただける人たちの手によって広く流通し、個人間のコミュニケーションを生み出しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

報道としての震災の記録ではなく、個人の震災の体験やまちへの思いをインタビューしたもの集合から震災の全体像を伝えることを意図しました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

手に取り易く、読みやすくデザインされた装丁で広く流通することを目指しました。「VOICE」がきっかけになり、被災地の外にいる人たちが石巻に関心をもちWebやSNSでさらに双方向に情報の共有し、支援や現地へ訪れることにつながりました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

震災に対して一方的な報道ではなく個人の声で「わたしの石巻」を語ってもらうことで、「被災地石巻」ではない石巻本来の豊かな文化・自然・人々の魅力を伝えることにつながりました。個人から個人へと声をとどけることで読んだひとたちの共感を呼び、石巻への興味や関心を引き起こすことに繋がりました。

ユーザー・社会に伝えたいこと

川湊という水と共生してきた石巻人の声(=Voice)には、沢山の希望や未来、厳しさまで、人間本来の力強さが込められています。震災から一年経ってもなお届ききれていない被災地の状況や人々の思いを多くの日本人に共有してもらいたい。そこには我々が知るべき現実とストーリーが沢山隠れています。オンラインで流し読みするのではなく、紙というメディアのページを触り、そこにある人々の言葉一つ一つを噛みしめてください。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

IRORI 石巻 他

審査委員の評価

ISHINOMAKI2.0の活動の一つがこの石巻VOICEだ。一人一人の震災体験を伝えようと始まったこの活動が、石巻の魅力や未来へと広がっていったことは、この活動を通して、被災した人の心が大切なものへ未来へと再生していったということだろう。石巻VOICEは人が話し記録し伝えることの力を再発見させてくれる。またこの活動が石巻だけではなく、普遍的に使えるものだということも大切な視点だ。伝える仕組みとして、力を再生させていく仕組みとして、石巻VOICEのフォーマットは悲惨な被災体験が生み出した、奇跡のような未来への贈り物では無いだろうか。

担当審査委員| 南雲 勝志   大島 礼治   黒川 玲   手塚 由比   堀井 秀之   森田 昌嗣  

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