GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
科学館展示 [日本科学未来館つながりプロジェクト]
事業主体名
日本科学未来館
分類
公共領域のための機器・設備のインタラクション
受賞企業
独立行政法人科学技術振興機構 日本科学未来館 (東京都)
受賞番号
12GC21016
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「つながり」プロジェクトは、科学情報の視覚化と共有と感性に届く表現により、今の地球、今の自分についての「知」を深め、未来のビジョンをともにつくり上げることを目指したプロジェクトです。「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」、「Geo-Scope(ジオ・スコープ)」、「Geo-Palette(ジオ・パレット)」の3つのツールにより、地球に関する研究データやアーティストの表現、また世界中の人々からのアイディアをとりこんで、つながりを軸とした知と感性を融合させた“新・地球観”を世界に向けて展開する科学館展示システムです。

プロデューサー

日本科学未来館 館長 毛利衛

ディレクター

日本科学未来館 内田まほろ+株式会社電通 中西忍+株式会社GKテック 岩政隆一+AuthaGraph株式会社 鳴川肇+株式会社インターネットイニシアティブ 濱名元実

デザイナー

三菱電機株式会社 岩崎好+株式会社ゴーズ 堀田豪+株式会社GKテック 亀永吉文、大久保理+リトルスタジオインク株式会社 町田保、上田潤+安原和夫+セミトランスペアレント・デザイン 田中良治

詳細情報

http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/tsunagari/

利用開始
2011年6月11日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

日本科学未来館

問い合せ先

独立行政法人 科学技術振興機構 日本科学未来館 運営事業部 展示開発課
Email: gooddesign@miraikan.jst.go.jp
URL: http://www.miraikan.jst.go.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

本プロジェクトは、科学的な知識と感性の融合により、地球への共感、地球規模の課題の理解、解決に向けた、意思、アクション、モチベーションを高める啓発活動が目的となっています。ツールの開発をベースに、科学館という場の特性を生かし、研究機関と国内外の広い対象者に向けて、サスティナブルサイエンスの普及に取り組んでいます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

圧倒的に美しい地球の眺めを、寝転んだり、浮かんだ空間を歩きながら体験することで、「知識や理解ではなく」、「共感や記憶という形」で、「地球」、「自分自身」、そして「生命のつながり」について、心から深く考える機会を提供しています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

科学的な知識は、日常生活や長期的なライフスタイルの選択を左右します。本プロジェクトでは、一般的にはアクセスあるいは理解困難な研究所等に存在する、さまざまな科学データの、収集と視覚化によって、広く一般に向け「科学の知」を正しく、深く伝え、生活や生き方を考えるために、貢献すると考えています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本の産業において注力される有機ELを、初めて大型映像として採用したことにより、開発を促進し、映像産業へ寄与しました。また、オーサグラフの採用により、世界にむけた日本の知的コンテンツのプレゼンテーションおよび、新しい地図投影法という新たなツールの展開を促進しました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

科学館=「科学の知を共有する館」というニュートラルで開かれた場の特性を生かし、研究者や表現者と市民を、地球コンテンツの制作を通してつなぎ、領域を超えたコミュニティづくりに寄与しています。今後は、より国際的な展開として、アート作品や、先端研究のプレゼンテーションの場として、活発なアクティビティを予定しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

人類の将来は、自らの活動が関係している気候変動、生物多様性の減少など、地球と自然との“つながり”を未来の地球を考えることはできません。これからは地球生命の営みとそれらを支える地球環境を未来へ“つなぐ”という認識をもち、科学技術の意義と可能性を問い直す必要があると感じています。つながりプロジェクトの様々なツールで「地球を感じ、探り、描き」、「生命のつながり」を未来につないでいきましょう。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

日本科学未来館
「つながり」プロジェクト特設サイト

審査委員の評価

理系離れが問題視される日本において、科学技術を分かりやすく楽しく伝える科学コミュニケーションの重要性が問われている。この「つながり」プロジェクトはGEO-COSMOS、GEO-SCOPE、GEO-PALETTEから構成されている。GEO-COSMOSは、宇宙からみた地球の姿はただ美しいのではなく、科学データを映し出すと別の姿が浮かび上がり、GEO-SCOPE は、国内外の科学者や研究機関から集めた地球観測データへ自由にアクセスでき、GEO-PALETTEのオーサグラフ世界地図は、地球上に住む人類が国境を越えた共通の問題を視覚化することで問題共有ができる挑戦的な試みである。このような取組みは、豊かな未来をつくる上で必要不可欠な活動であると審査員一同高く評価しました。

担当審査委員| 南雲 勝志   大島 礼治   黒川 玲   手塚 由比   堀井 秀之   森田 昌嗣  

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