GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
歯科用チェアユニット [Soaric]
事業主体名
株式会社モリタ製作所
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
株式会社モリタ製作所 (京都府)
受賞番号
12GC10949
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Soaricは、各国で異なる治療形態や各医院での多様な診療スタイルに順応できる、高いシステム性を持った歯科用チェアユニットです。シート仕様には、標準的な寝椅子状の一体型タイプの他に、レッグレストが可動する折り畳みタイプがあり、これに加えて回転式のアームレストやリクライニングと連動伸縮するフットサポートなど、患者さんの身体条件に柔軟に対応できる装備を提供しています。タッチパネル式のインターフェイスや、プログラム可能なフットコントローラーをはじめとする先進の機能と、医療機器に相応しい信頼感と清潔感のあるデザインを特徴とします。

プロデューサー

株式会社モリタ製作所 取締役 高嶋美彦

ディレクター

f/p design gmbh, Fritz Frenkler, Anette Ponholzer

デザイナー

f/p design gmbh, Fritz Frenkler, Anette Ponholzer, 金子 浩

詳細情報

http://www.morita.com/global/cms/website.php?id=/jp/index.htm

発売
2011年6月21日
価格

4,543,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

大学病院、歯科大学、歯科医院

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

本製品の各部には、歯科医師や歯科衛生士の身体条件や、近年の多様な診療スタイルに対応できる非常に充実した位置調整機能を備えました。あらゆる治療条件下でも、自然でリラックスした姿勢で機器が取り扱える為、日々の治療行為での身体的負担を軽減することができます。患者さんの健康増進はもとより、歯科医療従事者の健康増進と健康寿命の延長を通しても、サステナブル社会の実現に貢献できると考えました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

折り畳み式のレッグレストやアームレストをはじめ、リクライニングと連動伸縮するフットサポートなど、患者さんの身体条件に幅広く対応できる装備を提供しています。またシート高を最低位で38cmに抑え、チェアの乗降性を向上しました。一方、タッチパネル式のインターフェイスは、優れた情報の可読性を持ち、さらに液晶モニターに拡大表示させることで、医師の誤認防止と疲労軽減にも役立ちます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療機器に相応しい信頼感と清潔感を併わせ持つ外観デザインにより、歯科医院の内装イメージの向上と、患者さんが歯科治療に対して持つ特有の不安感の軽減に貢献します。患者さんがリラックスすることで、より順調で安定した治療が可能にもなります。また不安感の軽減は、治療のみならず予防の為の訪院も促し、ひいては私たちの歯の健康管理に対する意識向上と、社会全体の健康増進にも繋がると考えます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

治療トレーや液晶モニターの設置方式、給水システムの種類など、各国で異なる治療形態や施工条件、各歯科医師や歯科医院のニーズに柔軟に対応できる高いシステム性を実現しました。さらに、このシステムを将来的に他の製品にも水平展開するすることで、高い品質の製品をコストを抑えて提供できると予見しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

ワンアクションで着脱して滅菌処理ができるハンドル部やホルダー部をはじめ、自動管路洗浄システムの搭載、凹凸や継ぎ目が少なく清掃し易い表面形状の採用など、優れたメンテナンス性を追求し、製品の衛生面での安全性を高めました。またモダンでタイムレスな美しさを持つ外観は、時流に流されること無く様々な医院の内装デザインに調和でき、製品寿命の向上に繋がると考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

誰にでも、一見して信頼感と清潔感を感じて頂けると確信しています。患者さんにとっても、歯科医や歯科衛生士の方々にとっても安心で快適な治療環境の実現に、本製品が少しでも役立てればと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社モリタ
株式会社モリタ製作所

審査委員の評価

医療用機器の治療を受ける患者に対する心理的配慮については、ずいぶん改良の過程にあるが、やはり治療技術の高度化が進む現在、技術先行は否めないだろう。中でも歯科治療の現場においては、BGMやインテリアデザイン対応のみのレベルといえるだろう。「Soaric」は患者の身体条件などに優しく対応したインターフェイスをテーマに、高い次元で取り組み、医療機を感じ施ない優しいデザインに成功している。医療モニターやコードの処理に至る細部まで、配慮された、シンプルで優しく完成度の高いデザインは高く評価された。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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