GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オートケラトレフラクトメータ [KR-1]
事業主体名
株式会社トプコン
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
株式会社トプコン (東京都)
受賞番号
12GC10933
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

オートケラトレフラクトメータは、網膜に投影した光の反射をとらえることで自動的に眼球と角膜の屈折力(視力)を測定する装置です。KR-1は業界初の特長として全ての操作をタッチパネルで行い、パネルの向きと角度を自在に動かすことができます。これにより検者は4種類のポジションで測定でき、従来機器より被検者のサポートが容易に行えるようになりました。また、画面上の瞳孔中心付近をタップするだけで、左右眼のデータを自動で取得することができ、迅速でスムーズな検査に貢献します。

ディレクター

株式会社トプコン アイケア・カンパニー 商品企画部 鈴木 英晴

デザイナー

株式会社トプコン アイケア・カンパニー 商品企画部 技術管理グループ 商品デザイン 山岡 正司

詳細情報

http://www.topcon.co.jp/eyecare/product/refra/rmkr/kr1.html

発売
2011年2月28日
価格

2,600,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

眼科(病院)

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

・ライフサイクル内のCO2排出量を前機種と比較して40.1%削減。・使用段階の省エネルギーを前機種より、25%削減。パワーセーブ機能付き。・省資源のための本体質量、部品点数を前機種より21%削減。・操作をタッチパネルに集約することでコントローラー部品を廃止。「エコデザイン」の考えを取り入れた装置を開発。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまでの装置では、機器を挟んで検者と被検者が向き合う形で測定が行われてきました。表示操作系をタッチパネルに集約して、その向きや角度の位置を変えることで、検眼室の状況、被検者の状態に応じて使い易い4種類のポジションで測定できます。従来の対面式では、サポートし辛かった被検者でも、サポートしながらの測定が可能です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢者の多い施設では、瞼が開きづらく、まつ毛などが測定に支障をきたす状況があり、測定が行いにくい原因の一つでした。傾いた測定ヘッドを新開発し人間工学に基づいたデザインで被検者への負担を少なく、安定した姿勢を保つことで、スムーズで正確に測定できます。また、健常眼の多い施設では、さらに左右眼自動測定に設定することで、正確にスムーズな測定ができます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

表示操作系の一体化と新開発の測定ヘッドで、これまでにない効率的な、検眼室や眼鏡店のレイアウトを実現できます。またコンパクトな形状で、たとえば、装置を壁際に置くような省スペースレイアウトも可能になりました。高齢者の多い眼科、詳細に検査を行う病院、眼鏡店などに対応した設置ができます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまでは、測定状態や結果を表示するモニターと、アライメント用コントロールレバーを独立配置していました。タッチパネルにコントローラー機能を集約することで、部品点数を大幅に減らし、当社環境自主基準を満たす環境調和型製品を実現しました。また、共通プラットフォームを使用した商品を順次開発し、どの検査装置でも同じように使っていただけるので、作業効率アップに貢献できます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

画像処理技術とセンサー技術の向上により、これまで当たり前であった測定レバーの操作方式を廃止できました。また、検査室の動線に適したレイアウトの実現と、被検者の負担を軽減する安定した測定姿勢になる光学ヘッドを新開発しました。これらを診断機器・屈折検査装置の商品群の標準装備とすることで、お客様の満足につなげたいと考えています。

審査委員の評価

この装置は眼科などで利用される屈折検査装置で、めがねやコンタクトレンズを作成するときに必要な近視・遠視・乱視などの有無やその程度などを測定するものである。これまで、検査現場では、検査者の負担の軽減、コンパクトな検査空間の実現、スピーディな測定などが求められていた。これに対し、本機では全ての操作をタッチパネルで行えるようにし、検査者は4種類のポジションで測定が可能となり、前述の課題解決と同時に被験者へのサポートが格段にスムーズになっている。人間工学に基づいたデザインレビューの成果といえよう。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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