GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マンション [WAZAC LINK]
事業主体名
東日本ハウス株式会社
分類
ビジネスメソッド、ビジネスマネージメント
受賞企業
東日本ハウス株式会社 (岩手県)
受賞番号
12GB30907
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

当社は過去43年間で函館市内に2728棟の戸建て住宅を作り戸建ストック25棟に1棟が当社の建築した住宅である。市は少子高齢化や人口減少に直面し、当社の入居者も高齢化で雪下ろしや車移動の不安を抱いている。その背景から人口や施設の集約化を進めたコンパクトな街作りを早急に行う必要性を感じ人口28万人の函館では不釣り合いな大規模開発を決定した。郊外の当社OB客に対して特別買換制度を用意し貸家希望の顧客には入居者斡旋を行い住替えの便宜を図る。結果戸建てを求める世帯には優良な戸建てが豊富に提供され、良好な循環が始まる。同様の計画は戸建ての供給量が多い盛岡や富山等同規模の都市で同様の計画を予定している。

プロデューサー

東日本ハウス株式会社 不動産事業部 執行役員 小嶋慶晴

ディレクター

東日本ハウス株式会社 不動産事業部 部長 角田 和貴

デザイナー

東日本ハウス株式会社 不動産事業部 次長 川崎 雅章

詳細情報

http://www.wazac-hakodate.com/

発売
2011年6月1日
価格

19,600,000 ~ 64,700,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

北海道函館市梁川町3番20

問い合せ先

東日本ハウス株式会社 不動産事業部
Email: hiendou@higashinihon.co.jp
URL: http://www.higashinihon.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

持続不可能であるにも関わらず郊外宅地開発や大規模郊外店開発は依然続けられている。ドーナツ化現象で車無しでは生活出来ない非効率な社会の継続に歯止めをかけ、これから迎える少子高齢化人口減少社会に対し既成市街地の良好なインフラを活用したゆとりある暮らしを実現する。徒歩圏内に医療や商業施設が有り、雪下ろしや雪かき等高齢者の負担が少ない安心して暮らせる新しい地方都市のあり方を実現している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

車無しでは生活出来ないにも関わらず車の運転自体に不安を感じ出した事や、冬の雪かき雪下ろしを行わなければ家の倒壊等生命の危険が有る冬の生活に不安を感じ出した高齢者に対し、その不安と労力から開放させる事が出来る事。そして、高齢者であっても歩ける圏内に商業施設や総合病院やコミュニティー関連施設が有り、車依存の歩かない生活から健康を維持する為の歩く生活を提供する事が出来ている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

リタイアした人にとっては冬季郊外の住宅地では人間関係の維持は困難で孤独孤立を余儀なくされる。マンションは外界から隔てられているがその中での往来にストレスは無く冬のコミュニティー維持は継続できる。また市街地ゆえ除雪などの社会支援も充実し冬季において外出のストレスも少ない。また空き家になった郊外の優良な住宅は子育て世代に販売もしくは貸し出しされ子育て世代に適した住環境が豊富に安価に提供される。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

東京を中心とした大都会に偏る大規模市街地開発事業を、高齢化をむかえ持続可能な街作りを目指す中小地方都市での採算性のある事業として成功させ、新たな地方都市の住宅関連産業のビジネスモデルとして確立している。また当マンションに入居する人が始まりとなり玉突き式に移動する人々の波及効果は不動産流通の活性化に大きく貢献する事ができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エネルギー消費が激しく非効率な郊外型商業開発や郊外住宅地開発に歯止めをかけ、インフラの整った既存商業地の再活用を中心とした市街地活性化事業により、少子高齢化人口減少による税収低下 支出拡大にあえぐ地方自治体のコンパクトな街づくり推進に貢献できる。また年収低下や将来の社会不安により家や子作りをあきらめている若年世帯に対して郊外の良好な子育て環境を提供出来る事は少子化対策に対しても有効である。

ユーザー・社会に伝えたいこと

我々は今だ経験していない少子高齢化社会に突入した。今後は縮小を前提とした新たな産業の創造と成功が社会の幸福を作り出せる。今まで郊外に戸建て住宅を作りそれが顧客の幸せと信じてきた当社が、その後の顧客の実情を把握し新たな暮らしを提供する事がきっかけで、その地域の世帯全体に適正な住環境を提供する循環を作り出す事が出来る。その事はその地域の生活関連産業全体の活性化も図れ持続可能な地方都市作りの一助となる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

北海道函館市本町32番3号
WAZAC

審査委員の評価

高齢化により、地域周辺部から都心部に移り住みたくなった際に、持っている土地や不動産をパッケージ化することで、都市部への移住へのハードルを下げるサービスとして評価できる。高齢者の移動の問題や生活の不安に対し、商業施設や病院が周辺に存在したところにマンションを建てる事で解決を試みている。高齢化は日本全体の大きな課題であり、住に対しての新たな提案として興味深い。

担当審査委員| 日高 一樹   タナカノリユキ   永井 一史   松下 計   吉田 順一  

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