GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ワークフローシステム [フジフイルム ワークフロー エックスエムエフ]
事業主体名
富士フイルム株式会社
分類
産業領域のためのソフトウエア
受賞企業
富士フイルム株式会社 (東京都)
受賞番号
12GB20882
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本システムは、商業印刷に携わる現場において、「データ化された原稿の校正・入稿」から「印刷するためのデータの作成と出力」までを一貫して行うシステムです。発注元(クライアント)と制作会社との間で行われる「入稿・校正・承認」をインターネットを活用して行い、承認後に印刷会社へ入稿されたデータを「様々な印刷メディアに出力するための最適なデータ」に変換します。刷版を使う従来のオフセット印刷機から、刷版を使わない最新のデジタル印刷機まで、あらゆる印刷方式への対応が可能であり、複雑・多様な印刷工程の効率化を図り、かつ高品質で安定した印刷物制作をサポートします。

プロデューサー

富士フイルム株式会社 グラフィックシステム事業部

ディレクター

富士フイルム デザインセンター デザインマネージャー 石川 成利

デザイナー

富士フイルム デザインセンター 岡本 英一

詳細情報

http://fujifilm.jp/business/printing/jobwf/hybridwf/xmf/index.html

発売予定
2012年7月2日
価格

8,000,000 ~ 9,500,000円 (XMF Complete 8,000,000円、XMF Remote 1,500,00円)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

印刷会社

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

ソフトのバージョンアップにより、機能の追加や改善が容易にでき、かつ普遍的な操作性の採用により継続的に使えること。新しい印刷機にも柔軟に対応が可能であること。またインターネットとモニターを活用した原稿の校正を実現し、人やモノが動くことなく余計な紙による校正を削減した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

様々な印刷物を抱える印刷会社にとって、滞りなく効率的に業務推進することが一番優先される。本システムは「業務を効率的に迷わずできること」に焦点を置き、ユーザーが個々の仕事のやり方に合致できるように画面を柔軟にカスタマイズできることで、記憶負荷の低減と操作時間を短縮できる環境を提供している。また目に優しい配色により、ユーザーが長時間使用しても疲れずに快適に操作することを可能にした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来、刷版の仕事は専門性が高く、オペレーターの育成・トレーニングは時間がかかるものだった。本システムは、その業務フローを調査し検証を重ねてデザインしたことで、トレーニング時間を短くすることに成功し、専門的な仕事の敷居を低くすることができた。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

多様化するユーザーの要望から印刷物の様々な出力形態に柔軟に対応する必要がある。小ロット、超短納期、複雑な原稿差替えや修正、急な印刷機の変更など、従来では人が柔軟に動くことで対応してきた面をシステムで解決した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

原稿の校正をインターネットを通じたモニター上で確認ができることで、余計な紙の使用が不要となった。印刷前の最終校正においても、カラーマッチング機能を充実させることでモニター上で精度高く確認ができ、少ない部数の校正刷りでの確認が可能となった。

ユーザー・社会に伝えたいこと

印刷業界は、デジタル化、市場の多様化、インターネットの普及で少量多品種な印刷物が増えてきている。印刷会社はそれらの様々な印刷物への迅速な対応が必要になり、本システムのような業務フロー全般を通したシステムが不可欠になってきている。本システムは、従来の印刷業界の業務フローを「変化」させて良くするのではなく、「進化」させることを狙っている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

富士フイルム グラフィックシステムズ株式会社
富士フイルム グラフィックシステムズ株式会社

審査委員の評価

印刷工程の効率化を目的としたワークフローシステムである。制作を発注するクライアント、制作するデザイナー、印刷会社の担当者など、多様なプロが効率的に使えるためのシステムとユーザーインターフェイスを評価した。特に、多様な分野のプロが使うためのシンプルで機能的なユーザーインターフェイスのデザインは、今後の業務分野でのユーザーインターフェイスのよい事例を示している。

担当審査委員| 柴田 文江   朝倉 重徳   平野 哲行   山崎 和彦  

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