GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
統合計測プラットフォーム [HORIBA ONE PLATFORM]
事業主体名
株式会社堀場製作所
分類
産業領域のためのソフトウエア
受賞企業
株式会社堀場製作所 (京都府)
受賞番号
12GB20879
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

HORIBAのエンジン排ガス測定機器は自動車メーカーの開発現場などで使用される世界シェア80%を占めるデファクトスタンダードです。この統合計測プラットフォームは世界的な環境意識の高まりに応え、次世代に贈るサスティナブルな「きれいな空」「豊かな地球」の実現に求められる最先端のハイブリッド車、電気自動車など車両全体を精密に制御する車両開発に対応するため、実験室に並ぶエンジンダイナモメーターや駆動系テスト装置など「自動車試験評価装置」と「排ガス測定機器」をまるでひとつの機器であるかのように、同じ操作画面で運用・管理できる世界初の新システム。操作性を向上させることで、開発効率の改善に貢献します。

プロデューサー

株式会社堀場製作所 経営戦略本部 齊藤壽一

ディレクター

株式会社堀場製作所 ソフトウェア設計部Automotive Systemsチーム 浦谷勝己/コーポレートコミュニケーション室プロダクトデザインチーム 熊内智哉

デザイナー

株式会社堀場製作所 コーポレートコミュニケーション室プロダクトデザインチーム 熊内智哉+株式会社ソフトディバイス 福田卓郎、福田伸矢、井戸川義樹、宮南雅也

詳細情報

http://www.horiba.com/jp/corporate-news/news/article/mexa-one-8-19459/

受注開始
2012年8月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

世界の国家認証機関、自動車メーカーおよび関連産業企業(例.電装品メーカー)の開発研究部門、生産部門

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

「人の吐く息が測れるなら、車の吐く息も測れるはず」アメリカで大気汚染は車の排気ガスが原因と考えられた時代、こんな発想から1964年に医学用呼気ガス分析計を元に国産初のエンジン排ガス測定装置を開発したHORIBA。統合計測プラットフォームは世界的な環境意識の高まりに応え、次世代に贈るサスティナブルな「きれいな空」「豊かな地球」の実現に求められる最先端の自動車開発に不可欠なソリューションを提供します。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

排ガス測定分野においては、測定対象や項目、手法が多様化・高度化。ハイブリッド車でのエンジンとモーターのバランス効率のよい制御など、市場要求は多様化・複雑化。この統合計測プラットフォームは自動車試験評価装置と排ガス計測機器との連携を強化し、まるでひとつの機器のように操作できる信頼できる使いやすいシステムを構築して操作性を向上。開発担当者の負担を低減し、開発期間の短縮、開発効率の改善に貢献します。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

今や近代社会において、自動車は生活に不可欠な存在です。環境問題や資源問題を背景に「低燃費」や「低排出ガス」の要求はますます高まっています。世界シェア80%を占めるHORIBAの排ガス測定機器は地球規模での豊かで便利な生活と、環境保全、省資源を共栄させるためのエコカーなどのエンジン開発に不可欠な存在。この統合計測プラットフォームは低公害エンジンの開発を支援し、安心安全な生活の基盤構築に貢献します

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

普段、身近な広告などで眼にする「低燃費」や「低排出ガス」の自動車もその値を正確に測定できなければ、自動車メーカーは「社会と共存する産業」としてエンジンなどの技術の進歩や優位性を確かめて社会に訴求することができないだけでなく、更なる技術の進歩のベンチマークを置くこともできません。この統合計測プラットフォームは自動車産業を支える技術の基準や真値を解析し、その価値を客観的に表すために不可欠な存在です

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地球環境問題への意識向上とともに、自動車の排ガスをよりきれいに、より少なくしようとする動きが高まっている。一方、低燃費車の普及、エンジンの小型化など、排ガス測定に対する市場要求は確実に多様化・複雑化。この統合計測プラットフォームはこのような市場要求に応え、多様な試験・計測ニーズに迅速対応することにより、次世代に贈る「きれいな空」「豊かな地球」を守り、自動車と共栄した暮らしの実現に貢献します。

ユーザー・社会に伝えたいこと

次世代に相応しい「乗って楽しくワクワクするクルマ」。それは同時に次世代に贈る「きれいな空」「豊かな地球」を守るサスティナブルなクルマでなければなりません。快適で高性能、そして低燃費で低エミッションのクルマが全世界を走り回ることで、私たちの生活はこれからも豊かであって欲しい。この統合計測プラットフォームはそんな社会を支える自動車開発に不可欠で信頼できるソリューションを使いやすく提供します。

審査委員の評価

自動車開発に不可欠な排ガス測定機器や自動車試験評価機器は、ハイブリッド車の増加で、測定対象や項目、手法などが多様化・複雑化し、一層の高機能化が求められてきている。また、実験室内にある従来の試験・計測機器を統合的に制御し、効率的に試験・評価できることが望まれている。このプラットフォームは、その要望に応えるために排ガス測定機器と自動車試験評価装置を統合的に管理運用できるものである。ユーザーの測定シーンを徹底的に検証しながら、従来からの操作法を十分に配慮した上で、新しい計測環境を構築した点や、拡張性に優れた点などが評価できるものである。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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