GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電動耕うん機 [菜レント TME10]
事業主体名
株式会社クボタ
分類
開発・生産・製造のための機器・設備
受賞企業
株式会社クボタ (大阪府)
受賞番号
12GB10819
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年の家庭菜園ブームで増加を続けているホビー層に対して、電動ならではの家電感覚の取扱性や圧倒的な静粛性を提供できる電動式ミニ耕うん機。初めて耕うん機を使う方の不安を解消し、庭先や小規模な畑で簡単・安心に使える商品である。

ディレクター

機械研究業務部 デザインチーム 東川嘉孝

デザイナー

機械研究業務部 デザインチーム 角舘あかり

詳細情報

http://www.kubota.co.jp/saienclub/intro.html

発売
2012年2月1日
価格

104,790円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

菜レントに搭載しているバッテリーは弊社の「電動製品シリーズ」への展開を視野に入れて開発した。耕うん機以外の商品にも搭載することが可能で、汎用性の高いデザイン。もちろん、バッテリー交換が可能なので商品本体を長く使い続けられる。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

誰にでも扱える機体の軽さと作業のしやすさで、安心して使うことができる。例えば、エンジン非搭載で従来機27kgから19kgと軽量化し、持ち運びが容易になった。さらに、手元の振動が少なく疲れにくいので作業が快適である。(作業時の振動:従来ガス機→3.1G、電動機→0.3G)

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

自ら作った野菜を育てる楽しさ・家族皆で食べる喜びを提供し、農業は自分たちにも身近な存在であること感じてもらいたい。また、商品名の由来である「静音性(サイレント)」に優れており、住宅地の庭先でも近隣への騒音を気にせず作業が可能。気軽に野菜づくりを楽しめることで、生活に豊かさを生み出せる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

商品の使い易さを追求し、菜レントは家庭菜園・野菜作りを始めるきっかけ作りに貢献。より多くの人に国内農業への関心をもって頂ける。プロ農家だけでなく一般の方にも農業を楽しんで頂くことで、日本の食料自給率の向上にもつなげられる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

排ガスがゼロなので環境に対する負荷を軽減。リチウムイオンバッテリの採用により、耐久性に優れ長く愛用して頂ける。さらに1時間あたりの燃料費比較では、ガソリン50円・カセットガス300円であり、菜レントは10~15円とランニングコストでも優れている。そのため、菜レントは気軽に家庭菜園に取り組める社会づくりに貢献する。

ユーザー・社会に伝えたいこと

今回のテーマは「脱 農機臭」である。農業がもっと身近な存在になるように、親しみのわくスタイリングを提案した。農業というと重労働なイメージが先行するが、スタイリッシュな電動管理機によって野菜作りの楽しさを感じてもらいたい。農機を見慣れていない方にも気軽に使えそうと思ってもらえるデザインを心がけ、菜レントが家庭菜園を始めるきっかけ作りになれたらと思う。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

クボタ販売店、コメリホームセンター
コメリホームセンター
クボタ電農スクエア

審査委員の評価

電動の小型耕うん機である。近年ブームとなっている家庭菜園などでの利用を想定して電動式を採用し、住宅地でも利用可能な静粛でクリーン、低振動で初心者でも扱いやすい設計となっている。メンテナンス性も高く、ハンドル部を折りたたんでコンパクトに収納できる構造も特徴である。また、アタッチメントを交換することで、雪かきや草刈りも可能とするなど、十分に考え抜いた仕様である。企画(ターゲットの設定)から仕様決定、設計への展開がスムーズに進んだことがみてとれる、格好のデザイン成功事例といえる。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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