GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
リニアエンコーダ [FIBER SCALE (ファイバスケール)]
事業主体名
株式会社ミツトヨ
分類
開発・生産・製造のための機器・設備
受賞企業
株式会社ミツトヨ (神奈川県)
受賞番号
12GB10813
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

リニアエンコーダは、工作機械や半導体製造装置等の直線移動機構(位置決めステージ)の変位検出/位置制御に使用される。近年の高精度/高分解能化に伴い、従来の検出ヘッドと電装部が一体化した一般的なエンコーダでは電装部の発熱や電磁ノイズが組み込み対象装置の性能を低下させていた。本製品は光ファイバ(最大30m)を用いて検出ヘッドと電装部を分離し、発熱が無く、電磁ノイズフリーで世界最小の検出ヘッドを実現した高分解能(分解能10nm)リニアエンコーダである。組み込み対象装置に熱やノイズによる影響を与えず、高精度/小型化に寄与できる。また、取付け作業はLEDを見ながら簡単調整可能でオシロスコープを不要とした。

プロデューサー

株式会社ミツトヨ 常務取締役 松宮 貞行

ディレクター

株式会社ミツトヨ 研究開発本部 工業デザイン課 課長 大谷 茂

デザイナー

株式会社ミツトヨ 研究開発本部 工業デザイン課

発売
2013年3月
価格

1,200,000 ~ 1,500,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

問い合せ先

株式会社ミツトヨ 営業本部 販売促進部 販売促進課
Email: sales@mitutoyo.co.jp
URL: http://www.mitutoyo.co.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

・欧州環境規制RoHS/WEEEに対応し、環境負荷を低減。・小型化により使用材料を削減。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

・検出ヘッド取付け作業はLEDインジケータを見ながら簡単調整可能で、オシロスコープによる煩雑な作業を不要とした。・使用状況(半導体製造装置/検査装置等への組み込み)を考慮し「普遍性」「耐久性」「メンテナンス性」に主眼を置く明快なデザインとした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

・検出ヘッドサイズの小型化により、従来組み込み困難であったステージや各種装置への装着が可能。また、組み込み対象先であるステージや各種装置の小型化にも寄与できる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

・発熱が無く、超小型の検出ヘッドを持つ本製品を用いることで、熱による組み込み対象装置/部品の微小変化を抑えることができ、冷却システム等を不要とするとともに装置の高精度化、小型化に寄与できる。・電装部と検出ヘッドを分離しており、検出ヘッドが電磁ノイズを授受しない(電磁ノイズフリー)ため安定した性能を発揮できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

・欧州環境規制RoHS/WEEEに対応し、環境負荷を低減。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本製品は光ファイバを用いて検出ヘッドと電装部を分離し、発熱が無く、電磁ノイズフリーで世界最小の検出ヘッドを実現した新タイプの測長システムである。組み込み対象であるステージや装置の小型化に寄与すると共に、熱源やノイズを嫌う装置への設置が可能で、潜在的な測定ニーズに応える事ができる。検出ヘッドの装置取付け作業は、LEDを見ながら簡単取付け調整が可能で、オシロスコープによる煩雑な作業を不要としている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ミツトヨ 各営業所および代理店にお問い合わせ下さい。
拠点のご案内(国内)

審査委員の評価

最も評価したポイントは検出ヘッドと電装部品を分離した点である。その基本構想の効果は、検出ヘッド部の発熱と電磁ノイズの発生を無くし、本製品を組み込む対象装置の性能を低下させることがないこと。同時に検出部の小型化は 対象装置の小型化に寄与するなど多くのメリットを生んでいる。更に、対象装置への検出ヘッド取付け作業は、LEDインジケータを見ながら簡単調整可能で、オシロスコープによる煩雑な作業を不要とした点も、作業者の負担を軽減する嬉しい機能である。外装デザインはあえて主張することのない抑制のきいた生真面目な仕上げで、産業機器としての品位を保っていて良いデザインである。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

ページトップへ