GOOD DESIGN AWARD

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2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
ボンディングマシン [BM-1000]
事業主体名
ブラザー工業株式会社
分類
開発・生産・製造のための機器・設備
受賞企業
ブラザー工業株式会社 (Japan)
受賞番号
12GB10795
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

世界で初めての接着剤の塗布によるアパレル生産を可能にしたボンディングマシンです。液状接着剤の塗布と布の貼り合わせを同時に行うことができます。従来のボンディング方式は、接着テープを布に貼り裏紙を剥がし布を合わせて最後に圧着するという複数の工程が必要ですが、BM-1000はそれらを1工程にすることで高い生産性を実現しました。

プロデューサー

福永祐三

ディレクター

片山重治

デザイナー

PD:鶴田勝己、江上恵一郎

発売予定
2012年11月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

発熱部分への安全性の確保と、耐久性の高い筐体は、生産財として安定的に長期間使用することができます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ミシンと同様のオペレーションの実現や、布を自由にハンドリングするための広いフトコロを確保しているため、すぐにオペレーターが操作に慣れることができます。また、発熱する部分を耐熱樹脂カバーリングをすることで、オペレーターの安全生を確保し、作業に集中できるよう配慮しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

他のミシン製品と本体のカラーリングを合わせ、生産ラインの統一感を保つことができるよう配慮しました。また、縫製工場で使用している一般的なミシン同等の本体サイズとし、既存の生産ラインにも導入しやすいかたちとしています。高い生産性を実現したボンディングマシンにより、付加価値の高いシームレス製品を市場に普及させることができ、消費者に新しいかたちの衣類を提供することができると考えます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

アジア諸国のアパレル工場への導入が大きく期待でき、接着方式による生産形態が変化することで、さらに新しい産業を生み出す可能性があると考えます。また、新しい衣類のかたちを生み出す可能性を秘めており、アパレル産業にさらなるイノベーションをもたらすことが期待できます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

生産設備としてのメンテナンス性の高さ、耐久性を考慮しているので、長期間に渡り使用することができます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

ボンディングマシンBM-1000は、アパレル製品の新しい価値を創出できるシステムであると考えます。新しい機能や付加価値のある衣類の登場によって、生活がより豊かになる一役を担えると期待しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ブラザー工業株式会社 刈谷工場ショールーム

審査委員の評価

工業用ミシンは、日本の繊維加工を世界で支える重要な役目を果たしている。特に縫製技術はこれからも海外生産の重要な設備として活躍していくだろう。この縫製技術を「縫う」から「接着」という新しい工法により開発された次世代ミシンといえる。今後重要な新素材として話題の炭素繊維等は、この接着方式を持つこのボンディングマシンが解決できる技術であろう。次世代縫製ヘの可能性を先行開発テーマとして選んだ取り組みが高く評価された。もちろん現在使われている、繊維類による加工技術もこのマシンの出現で大きく変わる可能性さえ予感させるデザインといえる。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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