GOOD DESIGN AWARD

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受賞年度
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特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
継手 [チェーンクランプ]
事業主体名
スイスEVAC社
分類
開発・生産・製造のための機器・設備
受賞企業
コスモ・テック株式会社 (東京都)
受賞番号
12GB10780
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

クランプ(配管継手)には「C型(二つ割れ型)」や「ボルト締めタイプ」などいくつかの種類が存在し、それぞれメリットとデメリットを併せ持っています。たとえば、簡便性を求めると過酷環境下では使用できず、逆に堅牢性を求めると装脱着に多大な工数を要します。チェーンクランプのパイオニア・EVAC社のクランプは、これらのデメリットを払拭しメリットのみを享受できる、他に類を見ない継手として世界中のユーザーを魅了し続けています。

プロデューサー

アインリッヒ・フェント

ディレクター

アインリッヒ・フェント

デザイナー

アインリッヒ・フェント

詳細情報

http://www.cosmotec-co.jp

発売
1993年12月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

トータルコストダウンを目的とした継ぎ手です。チェーンクランプを製造装置に組み込むことにより、メンテナンス時間を大幅に短縮することができます。装脱着時間を比較すると、その差は歴然、約90%をカット。世の中のモノ造りの効率を飛躍的に上昇させることが可能です。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ボルト・ナット・ワッシャーのセッティングと締め付けに大幅な時間、労力を費やしていましたが、チェーンクランプの採用により、約90%施工時間をカットすることができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会のIT化に伴い、個人の生活における半導体を用いた製品の利用率は飛躍的に向上しています。半導体のモノ造りを支えているのが半導体製造装置です。装置の中を真空環境にすることにより、精密な部品を製作することが可能になります。しかしながら配管の気密性が保持できない場合、歩留率が悪く、手戻りロスにつながり、非効率な供給体制に陥ってしまいます。チェーンクランプの役割は、配管の気密性を確実に保持することです。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

モノづくりの現場では、日々、コストダウンの要請が付きまとっています。従来のボルト・ナット・ワッシャーに代わりにチェーンクランプを使用することで、飛躍的に生産効率を上げることができます。また設置スペースを選ばないことから、装置サイズをコンパクト化。堅牢性を証明する5年保証でメンテナンスサイクル飛躍的に伸ばすことができ、トータルで装置に新たな付加価値をつけることに成功しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

通常、精密継手に使用されるメタルシールは、1回のみの使い捨てが常識となっています。しかしながら、チェーンクランプに使用するメタルシールは、テーパーシール方式を採用しているため、そのシーリング幅が広く取れることにより、10回程度までの反復使用が可能です。シールの材質は、アルミ、無酸素銅、ニッケルの3種類です。有限資源を効率よく使用することに配慮し、環境問題へ大きく貢献しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

最良の結果を、より簡単に、且つ確実に成し遂げることを目的に開発された画期的な産業用継手です。個人の技量に頼らず、だれにでも均等に締め上げることができるユニバーサルデザイン。従来、なんの疑問を抱くこともなく、当たり前のように費やされていたボルト締めの作業時間から一気に解放され、本業に集中していただくことができます。安定した製品の供給を行うことで製造業を支え、社会へ貢献することをお約束します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

コスモ・テック株式会社
CeFiXシステム
ガラス製真空配管部品
NWフランジコネクション

審査委員の評価

配管継ぎ手であるクランプには確実なシーリング性能が求められるが、一般に締め付けの確実性と簡便な装脱着性とはトレードオフの関係にある。しかし、この製品はチェーンクランプという革新的なアイデアを採用し、これまでのような多数のボルト締め付けを必要とせずに、配管の均一な締め付けによる確実な気密性を保持することが可能となっている。さらに、メンテナンス時間の短縮やパッキン寿命の延長など副次的効果も期待できるものである。従来は取り付けられなかった狭い隙間などでも設置できる構造であり、極めて優れた独創性をもったデザインといえる。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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