GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ものづくりデザイン賞

受賞対象名
型枠締付金具 [カシオペア]
事業主体名
ジー・オー・ピー株式会社
分類
開発・生産・製造のための機器・設備
受賞企業
ジー・オー・ピー株式会社 (東京都)
受賞番号
12GB10777
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カシオペアは、新しいタイプの「単管パイプ」です。コンクリート建物を建造する際、液体物である生コンクリートを施工には、生コンクリートが固まるまで「型枠」と言う枠が必要です。その型枠施工には、鉄製の単管パイプなどで”生コンクリートが膨張してくる側圧”に耐えられるように縦・横と交差させて固定する工法が一般的です。型枠縦材に使用する単管は1本の長物を使用する事が通常で、地下・駐車場施工等、限られた空間での長物の取り回しは、運搬の際苦労するケースも多いのが現状です。カシオペアは、コンパクトに「縦単管」の代わりになる製品です。狭い所での新工法をご提案できます。

プロデューサー

ジー・オー・ピー株式会社 代表取締役社長 千田豊治

ディレクター

ジー・オー・ピー株式会社 副社長 千田寛子

デザイナー

ジー・オー・ピー株式会社 代表取締役社長 千田豊治

詳細情報

http://www.gop.co.jp/product/cassiopeia/index.html

発売
2012年8月1日
価格

1,200 ~ 1,800円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

単管パイプと同じく耐久性が高く、何度も繰り返し使用できる事を想定して作られています。ZAM材(高耐食溶融めっき鋼板)を使用する事により、洗浄を行う事で繰り返し使用する事が可能です。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

重い物を毎日運搬すると、やはり腰や肩に疲労がたまる。工期が少なく急いだ作業で事故を起こす。コンクリート打ちともなると手を抜いた作業での失敗も許されません。建設現場の作業員さんに、手作業の部分での過剰な労働を低減できるよう工夫をしました。2人でやっていた作業を1人でこなせる為、作業にかかる時間も短縮が出来ます。・重量:単管の1/5、容量:単管の1/4

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

弊社は、「安全は 人への優しさと 確かな品質から」を会社理念として建築関連製品を製作する企業です。一旦事故が起こり、人間の身体は大きな怪我をすると、完全なる元の状態には戻りません。弊社社員は一丸となり「家族の顔」を思いながら製品を製作させて頂いてます。そんな「痛い」思いを作業員さんにはして頂きたくない、今回の【カシオペア】も事故の発生を防止したい想いで製作させて頂きました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

【カシオペア】は、小回りの効く製品です。作業工数の省力で安全性を高め、組立・解体・運搬の効率化で工事の作業効率を大幅に上げ、運搬費、人工のコストの削減に貢献が出来る製品です。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

【カシオペア】は、厳しい腐食環境下でも優れた耐食性を示すZAM材(高耐食溶融めっき鋼板)を使用しています。洗浄をし、メンテナンスをして、何度でも使用して頂ける製品です。単管パイプと同じく長く使われる事を想定した強度を保有しております。

ユーザー・社会に伝えたいこと

この製品は、建設現場での使用を目的として企画製作いたしました。建設現場の作業を省力化する事でユーザーへの肉体負担を減らしたいと思いました。作業員さんが使いやすく、尚かつ楽しんで頂ける様なデザインを目指しました。日本の建設技術は世界に誇れる技術の一つかと思います。そのクリエイトに”安全製品”と言う形で応援がしたく、現場の声を聞き、改善を重ね【カシオペア】をデザインしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都江東区新木場3-4-15 ジー・オー・ピー(株)東京本社

審査委員の評価

生コンクリートの”省力型枠施工”を可能にした型枠押さえ部品である。従来は、液状の生コンクリートが固まる際の 膨張を、コンパネで型枠を構成し更に外側から鋼製の単管パイプを、縦・横に組み強固に抑え込む構造となっていた。単管パイプは所定の性能を得るために継ぎ目のない長尺パイプが必然であり、結果として地下や狭い空間に重い パイプを大量に人力で運び、組み上げ、解体する重労働を高齢の労働者に強いてきた。大きな面で構成されたドーム 型の型枠押さえは、縦パイプと中桟木を不用にし、重量で1/5、容量で1/4、施工・解体時間で30%減と言う省力化 を果たしたばかりか、ベテラン作業者が作りだす美しい打ちっぱなしのコンクリート肌を容易に作れるようになった。相変わらず劣悪な土木作業の3K改善と、職人技の優劣でばらつきがちな品質を、一定に確保できる優れた製品で ある。優れた建築物を下支えする日の当たらない土木作江法そのものを、真正面からデザインで改善した仕事ぶりを 高く評価すると共に、新たなデザイン対象の広がりを示してくれた好例でもある。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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