GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
家庭内エネルギーマネージメントシステム [Hondaスマートホームシステム]
事業主体名
本田技研工業株式会社
分類
生活支援のためのサービス・システム
受賞企業
本田技研工業株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA30729
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Hondaは、モビリティーを活用しながら熱と電気といった生活エネルギーを家庭で創り家庭で消費する「家産・家消」の取り組みとともに災害時にエネルギーと移動を自前で確保できるなど家庭のエネルギー需給を総合的にコントロールする『Hondaスマートホームシステム』を導入した実証実験ハウスをさいたま市に完成させ公開をしました。このシステムは「CIGS薄膜太陽光発電モジュール」、「ガスエンジンコージェネレーションユニット」と、それらを制御する「Smart e Mix Manager」、電気を蓄える「ホームバッテリーユニット」、などによって構成されています。

プロデューサー

本田技研工業株式会社

ディレクター

株式会社本田技術研究所 汎用R&Dセンター 第一開発室 第一ブロック デザイングループ グループマネージャー 山岸 政彦

デザイナー

株式会社本田技術研究所 THINK研究室 研究員 東 功一

詳細情報

http://www.honda.co.jp/hshs/

公開
2012年4月23日
販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県さいたま市桜区大字上大久保140-1

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

Hondaは、“自由な移動の喜び”と“豊かで持続可能な社会”の実現に向けて、電気自動車などの電動化モビリティーやインターナビと連動させたこのスマートホームシステムの実証実験により、2000年と比べてCO2を50%削減をめざすとともに将来のパーソナルモビリティーのあり方や、お客様に安心と快適を提供する家庭用エネルギーのバックアップ機能の検証を行います。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

Hondaは昔からMM思想(マンマキシマム・メカミニマム)といった人間中心の製品創りをしてきており、このような設置型の箱モノに対してもその精神は受け継いでいます。例えばクルマであれば「小さなエンジンルームに大きな乗車空間」。Hondaスマートホームシステムで言うと、「薄い筐体が広い空間を生む」といった具合に外観のサイズでその思想を表現しています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

生活の中で「快適」を生み出すような製品は、軒下や天井近くの高い所に設置するのが一般的ではないかと思います。しかし震災以降の人の心理として「快適」+「安心」が必要になってきているのではないかと感じました。隅に追いやるのではなく、普段生活している場所から目につくことによって得られる、「そこにある」安心感を大切にしたいと考えます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

高効率なエネルギー社会を実現するためには各産業が、「協調」もしくは「調和」といったキーワードが今後重要になってきます。そういった中でエネルギーマネージメントというカタチのハッキリしないものを分かり易く社会や業界に伝えるため、デザインの「カタチ」にするという役割も重要になってくると考えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

CO2削減のためにエネルギーの「地産・地消」や家庭でエネルギーをつくり家庭で消費することが注目され、また災害時にいかにエネルギーや移動手段を確保するか、といったことへの人々の関心も高まっています。それらのことから家庭やコミュニティのエネルギーを、より効率的にマネジメントすることがとても重要になってきており、デザインもトータルでマネージメントされた統一感を持たせることが重要だと考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

このプロジェクトはスマートハウスとは呼ばずスマートホームとしています。Home=家庭すなわち日常生活そのものをスマートにしてゆく取り組みを公開しました。実証実験施設でありながら創エネルギー機器類の外観の「美しさ」にこだわり、さらに住む人に負担を感じさせることのないように「使いやすく」デザインしました。私たちが目指すサスティナブルデザインをこのHSHSで具現化しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

埼玉県さいたま市桜区 埼玉大学前 実証実験地
ニュースリリース
Honda Smart Home System
Honda スマートホームシステム

審査委員の評価

3.11以降、それまでの省エネ住宅に、さらに創エネと蓄エネが加わり、それらを統合しシステム化したHEMS(Home Energy Management System)が追求されるようになった。現在、ハウスメーカーでは、そのためのさまざまな試みが展開されているが、この商品は、車メーカーによる独自のシステム商品であり、電気自動車を中心にして、ガスによるコジェネレーションシステム、変電装置、蓄電装置を自社開発しようとする意欲的な試みといえよう。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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