GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [カサベラフィオーレ]
事業主体名
有限会社トラストワン
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
有限会社山根商事 (神奈川県)
有限会社トラストワン (神奈川県)
株式会社陶器二三雄建築研究所 (神奈川県)
日本建設株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10644
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

横浜市の港北ニュータウンの南端に位置する。倉庫と農地が混在する、将来周辺の環境が大きく変わる地域である。本計画は民間事業プロジェクトの、ワンルーム賃貸マンションである。このプロジェクトは、事業用の賃貸住宅としての安定的賃金収入と、運営経費としてのライフサイクルコストの削減を基本に、長年の試行錯誤の成果の上、普遍性のある手法として適用した連作のひとつである。平面は多様な嗜好の居住者に対する十全に応える住居プランと仕掛けを行った。また、気まぐれな時代の流行に対し、変わらない価値をもった堅実なデザインとして、雑然とした周辺の景観に対し、この建築が少しでも美しい景観形成の契機になることを願った。

プロデューサー

有限会社トラストワン 中村 靖、藤井 軍一郎、横溝 智

ディレクター

株式会社陶器二三雄建築研究所 陶器二三雄

デザイナー

株式会社陶器二三雄建築研究所 陶器二三雄、飯田辰彦、吉田基晴、大黒俊平

利用開始
2012年4月1日
価格

230,000,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

横浜市都筑区

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

運営経費としてのライフサイクルコストの低減をめざし、経年変化による劣化の予防、陳腐化しないシンプルな内外装等に取り組んだ。事業物件としてはゆとりのある階高、平面、耐久性のある建築材料を使用した、長寿命建築とした。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

事業用の賃貸マンションであるため、住戸プランには多様な嗜好の居住者に十全に応える計画と仕掛けを行った。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

一部ガレージ付(自動車、バイク)として、周辺のワンルームマンションとは差別化を計った。ワンルームとしては広く(32㎡)、2部屋にも多様な使い方が出来る。郊外型の住宅として豊に暮らせるよう、高い騒音対策、採光、防犯性。エレベーターの設置を始め、バリアフリーに対しては細心の配慮を行っている

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

事業物件として、耐久性の高い建築部材の構成により、ライフサイクルコストの低減をめざし、ゆとりある階高、平面、耐久性のある建築材料を使用した、長寿命建築とした。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

雑然とした都市環境、住宅環境のなかでの快適な住まいのあり方と、事業としての賃貸マンションの付加価値の形成に寄与した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

雑然とした周辺の景観に対し、この建築が少しでも美しい景観形成の契機になることを願った。周辺環境が大きく変わる可能性がある敷地に対し、恒久的住環境の確保と桜堤の眺望を考慮し、あえて北向きの住居配置とした。北面の桜堤の緑を室内に大きく取り込む開口部と、雁行する平面により広がりを感じさせるテラスが特徴である。平面は普遍性のある手法による、多様な嗜好の居住者に十全に応える住居プランとした。

審査委員の評価

開発が進む横浜市郊外の新興住宅地に建つワンルーム賃貸マンションである。同タイプの賃貸マンションとして、住戸と片廊下の通常の平面計画を転換するのではなく、それを徹底的に単純化し洗練させプロトタイプ化する方法を採っている。このプロトタイプを敷地に適合させるために、境界部分に新たな要素を加え、余計な要素を排除しながら、最小限のデザインボキャブラリーによってつくり出された緊張感のある空間である。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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