GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [トレフォルム]
事業主体名
株式会社丸仁ホールディングス
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社丸仁ホールディングス (東京都)
豊島区南大塚2丁目PJ設計共同企業体(千葉学建築計画事務所+小川晋一都市建築設計事務所+西沢立衛建築設計事務所) (東京都)
株式会社タカギプランニングオフィス (東京都)
受賞番号
12GA10637
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3人の建築家のコラボレーションによって計画された、個性豊かな3つの建築が集まった新しいかたちの賃貸集合住宅です。画一的な住戸プランを並べたり、専有面積帯を増やすのではなく、それぞれの住戸が、同じ面積帯でも全く異なる空間、雰囲気を持つように計画しました。そのため、単に面積や部屋数の違いで選択する従来の集合住宅とは異なり、今日の様々なライフスタイルを柔軟に受け止められる集合住宅になっています。3つの建築が集まったような建物は、一つの巨大な建築とは異なり、小規模な建物が建ち並ぶ周辺環境に対して適切なスケール感を与えると同時に、豊かな街並をつくる要素となり、周辺地域の価値を高める存在にもなります。

プロデューサー

株式会社タカギプランニングオフィス

ディレクター

豊島区南大塚2丁目PJ設計共同企業体(千葉学建築計画事務所+小川晋一都市建築設計事務所+西沢立衛建築設計事務所)

デザイナー

豊島区南大塚2丁目PJ設計共同企業体(千葉学建築計画事務所+小川晋一都市建築設計事務所+西沢立衛建築設計事務所)

詳細情報

http://www.treform.jp/

利用開始
2012年3月2日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都豊島区南大塚二丁目17番3

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

長期保有できるように構造躯体の耐久性を高め、劣化しないように設計しました。具体的には、コンクリート設計基準強度が標準で約24N/mm2なのに対して、30N/mm2とし、セメントの重量に対する水の量を50%以下としました。(水セメント比が小さくなるほど耐久性が大きくなる傾向があります。) また、屋上緑化やLED照明を採用することで、環境に優しい集合住宅になるように努めました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の画一的な集合住宅とは異なる、集合住宅の新しいスタンダードとなることを目指しました。快適な空間であることや使い勝手が良いことはもちろん、それに加えて各棟それぞれに特徴のあるデザインが、住むことの楽しさにつながります。ある部屋では風がよく通ったり、日当りのよい部屋から街を見渡せたり、ミニマルで自由度が高い空間になっていたり、そういった特徴を楽しみながら生活ができる建物です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

分譲住宅とは異なり、賃貸集合住宅であるため過剰な設備は加えていません。期間限定の住まいとして、居住者に長い間デザインが受け入れられるよう計画しました。3人の建築家の個性をいかして豊富な住戸タイプをつくり、様々なライフスタイルの入居者を受け入れる柔軟さをもつことで、幅広いタイプの入居者を見込めます。これは地域住民の多様さにもつながり、地域活性化の一助となることが期待できます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

都心部では賃貸住宅の供給が過剰になり、空室率が上昇を続けている状況の中、民間企業によって計画された比較的大規模な賃貸住宅です。事業主が長期に保有し続けて収益を得るために、入居率が高い状態で安定することが求められました。そのため、デザインの違う3棟構成として入居者の選択肢を増やすことで対象者の幅を広げ、安定した入居率を獲得できるような建物にしています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

計画提案の段階では超高層にする案もあり得ましたが、防災面での安全性や、街並への寄与という観点から、高層集合住宅ではなく、低層でかつボリュームが分節して見えるように計画しました。一戸建ての住宅や小規模な集合住宅が建ち並ぶ周辺環境に対して、ボリュームを抑えることで、豊かな街並をつくる要素となり、周辺地域の価値をも高める存在となることを目指しました。

ユーザー・社会に伝えたいこと

賃貸集合住宅というビルディングタイプは都内では絶え間なくつくられていますが、この集合住宅は、画一的な住戸プランを並べるのでもなく、かといって住戸規模のバリエーションをただ増やすのでもない新しい集合住宅のありかたの提案です。3つのボリュームが組み合わされたデザインは、一つの巨大な建築とは異なり、魅力的な街が本来備えている多様性や豊かさにも通じるものです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都豊島区南大塚二丁目17番3
トレフォルム

審査委員の評価

東京の都心に建つ賃貸集合住宅である。3人の建築家のコラボレーションによって計画され、敷地の特徴を生かして設計された個性豊かな3つの建築が集合した新しい風景を生み出している。住戸プランも様々であり、同じ面積帯でも全く異なる空間を選択できるようになっている。内部空間もシンプルで自由な平面を基本としており、住み手が自分自身の個性を最大限に表現できるよう意図している。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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