GOOD DESIGN AWARD

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受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [グリディエ]
事業主体名
株式会社丸仁ホールディングス
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社丸仁ホールディングス (東京都)
大田区石川町2丁目PJ設計共同企業体(株式会社若松均建築設計事務所+株式会社タカギプランニングオフィス) (東京都)
株式会社タカギプランニングオフィス (東京都)
受賞番号
12GA10638
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ふたりの建築家のコラボレーションによる51世帯の賃貸集合住宅。都心近くの駅から徒歩3分の街道沿いに位置する。騒音、プライバシーが厳しい住環境の立地に対して、中庭を挟み南北に2棟の分棟とし、各住戸豊かな住環境を実現した。集団規定と道路の勾配から導かれる最大気積、最大容積の建物の外形のなかに、数多くの住戸が、最も快適な住環境が得られるように、全住戸において、かたちの検討をし、それぞれ最適な、多種多様な住戸を配した。また、南面の街道沿いの建物の連なりに対するファサードの連続性を重視し、交通量の多い街道の自動車に対する反射光を配慮するなど、内外の課題に対して、特徴的かつ新たな外観を形成した。

プロデューサー

株式会社タカギプランニングオフィス

ディレクター

大田区石川町2丁目PJ設計共同企業体(株式会社若松均建築設計事務所+株式会社タカギプランニングオフィス)

デザイナー

大田区石川町2丁目PJ設計共同企業体(株式会社若松均建築設計事務所+株式会社タカギプランニングオフィス)

詳細情報

http://www.gridie.jp/

利用開始
2012年2月20日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都大田区石川町二丁目1番3

問い合せ先

株式会社若松均建築設計事務所
Email: info@hwaa.jp
URL: http://www.hwaa.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

前面の歩道で使用されているインターロッキングと同素材を、エントランスホールを含む敷地奥深くまで敷込み、敷地内までパブリック空間が入り込み、私有地ながら、公共の延長の様なスペースをつくろうとした。住戸内では、耐震壁付ラーメン構造の利点より、取り外し可能な乾式壁を多く使用し、今後想定しうる需要(1住戸の専有面積、用途転用など)に柔軟に対応できる形式とし、将来機能的に持続する住戸を多数計画した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

大規模の賃貸集合住宅において、南北でそれぞれに適切な構造形式を採用し、各階それぞれに細かく対応することで、各室内部、全体の立面、エントランスホール等を、ヒューマンスケールの空間として提供できた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

住み易い住環境の提供、限られた条件の中での豊かな住まいを実現するために、全ての住戸のかたちを検討した結果、住戸の多様なバリエーションを提供できた。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

既製品で構成するファサードの新たな提案。工場生産、施工による廃材の軽減。外断熱とし、消費電力の低減、建物寿命の延長を提案した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会に対して、その場所に相応しい建物の「あり方」「つくり方」が、同時に、住まい手の住環境の豊かさに貢献できている点。

ユーザー・社会に伝えたいこと

建物は、所有者のものであると同時に、竣工後は長く社会的な資産として存在し続ける。街道沿いに建つ本建物は、周囲の町並みとの調和、自動車への配慮、と同時に豊かな住環境の実現に向けて、将来を見据えた設計を心掛けた。すなわち、内側と外側、それぞれの課題をフィードバックし、繰り返し検討した結果、建物の「あり方」であり、大通り沿いに面するファサードの「あり方」を提案している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都大田区石川町二丁目1番3
Gridie

審査委員の評価

都心の密集地域に建てられた賃貸住宅である。長期居住や投資の対象となる分譲住宅とは異なり、昨今の賃貸住宅は主に短期居住を対象としているため、要求される条件は、利便性、合理的な賃貸料、多様なライフスタイルを可能にする住空間である。この集合住宅は、厳しい敷地条件を最大限に利用しながら、多種多様な住戸を納めることに成功している。これまで多くの賃貸集合住宅を手がけてきた建築家による、手慣れてはいるがユニークな解答である。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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