GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
クレヴィア緑地公園ザ・レジデンス [クレヴィア緑地公園ザ・レジデンス]
事業主体名
伊藤忠都市開発株式会社 大阪開発事業部
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
伊藤忠都市開発株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10622
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

北大阪急行「緑地公園」駅徒歩3分、140戸の集合住宅。日本都市公園100選「服部緑地」に寄り添い、閑静な住環境を育む第一種低層住居専用地域の一角で都心部と約50mの標高差がある高台に位置し低層地上3階地下1階・5棟を配置。各々の棟の条件を最大限活かした空間形成を図る。出幅約3.5mのバルコニーを配した棟では4人掛けのテーブルでティータイムやディナーを愉しみ、花火大会等が望める特別な空間を創造。また住戸が共用廊下に接しないスカイコリドーを配した棟では、居室へのプライバシー配慮を具現化。その他敷地内には自然の豊かさを住むだけで体感可能な四季折々の植栽を配し、永住に値する生活景観の創造を追求した。

プロデューサー

伊藤忠都市開発株式会社 大阪開発事業部 北原 英明

ディレクター

伊藤忠都市開発株式会社 大阪開発事業部 中島 大志

デザイナー

浅井謙建築研究所株式会社 代表取締役会長 浅井 謙

利用開始
2012年3月24日
価格

3,528 ~ 7,398円

販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪府豊中市東寺内町1-10

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

各住戸プランにおいては「永住」を見据え各間取りの水廻りを極力集約し、将来的な可変性にも対応できるよう配慮。また四季折々の植栽計画、大部分を蛍光灯としLEDも効果的に活用した照明計画を採用。設備仕様においては各居室のサッシに冷暖房効率を高める複層ガラス、省エネ型給湯器の採用やエネルギーの「見える化」を図り省エネ意識向上に繋がるエネルックリモコンの採用等、環境への負荷低減を目指した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

四季の移り変わりを体感できるようエントランスにソメイヨシノ、中庭(レジデンスパティオ)にはイロハモミジ等を配した。また、サブエントランスには水盤を配し、「緑」と「水」を肌身で感じられ、広大な約11,000㎡の敷地であるが故、表現可能となった自然の豊かさや安らぎを提供。また2層吹き抜けのメインエントランスには大型のソファ等を配し中庭を借景として望める空間、演出を施した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

敷地が約11,000㎡と広大かつ斜面地でありながら2箇所のエントランス(2箇所の宅配ボックス)を配置することで各棟への入居者の動線を最大限考慮の上、計画。生活導線は歩行者、自転車、車の出入口を分離し、入居者への生活安全性にも配慮。また当初、接道部分に歩道がなかったが、接道部分を一部敷地内歩道とし、公共スペースとして活用することで駅から本集合住宅へのアプローチ性や地域貢献性を高める工夫をした。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

敷地内に電動アシスト付自転車を6台用意し、宅配ボックス(2箇所)を通じ専用のWEBサイト等で利用申込みができるシステムを導入。また次世代を見据え電気自動車充電コンセントも4台分設置。車を持たない人にはレンタサイクルで日常の買物を「もっと気軽に、ちょっと遠くへ」愉しむことができ、周辺の商業施設や街の活性化に、車を持つ人へは環境先進性や環境意識の向上に貢献。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エントランスホールの宅配ボックス内にAEDを設置し、本集合住宅の入居者のみならず地域住民も使用可能な体制を構築し、地域社会の安心に貢献。また共用部に備品庫を設け、将来的な防災器具の備蓄等に備えるスペースを確保した。また来客者用駐車場を4台確保し、周辺道路での路上駐車防止に配慮した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

この集合住宅に暮らすことで、服部緑地に寄り添い、四季の移り変わりや眺望を享受し、地域との調和を感じながら日常的に「永住に値する住まい」だと感じてもらいたい。現在にありがちな集合住宅のセキュリティや先進設備中心での企画ではなく、建築的な創意工夫等を主軸においた永住に相応しい暮らしへの提案であり、今後の集合住宅の在り方の一つであることを伝えたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪府豊中市東寺内町1-10 (竣工済)

審査委員の評価

緑の多い郊外の閑静な低層住宅地内に建つ分譲集合住宅である。周囲の環境に合わせて建物全体を3階の低層に抑え、高台という敷地条件を活かして、遠方の眺望を取り入れた屋外空間を楽しむことができる奥行の拾いバルコニーを備えている。一部の棟では住戸が共用廊下に接しないようにして、プライバシー優先の住空間を提供している。敷地内にも綿密な植栽計画を行い、周辺環境に寄与している。住戸内よりも、住戸と外の境界と外部空間に特化した集合住宅である。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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