GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
個人住宅 [Day of Camping]
事業主体名
式会社ワーク・キューブ + 有限会社スタジオポイント
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社ワーク・キューブ (愛知県)
受賞番号
12GA10599
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「キャンプのとき、アウトドアだから楽しいんじゃない。ご飯の準備、テント張り、宴、後片付け、掃除といった行為をみんなで一緒にやるから楽しいんだ。」 アウトドアが好きな建て主の言葉である。二世帯の家族がキャンプの時のようにいつも一緒に家事や団らんを楽しむ家。だから、テントのような各世帯の舞台(家)を設け、タープのように大屋根を架け「居場所」をつくる。土間はタープの下のように、みんなが集まり団らんをする場。気候のいい時は、土間を開け放ち外を引き寄せる。2つの家族はどちらも共働きで日々の忙しい生活の中でも、ご飯を食べたり、くつろいだり、掃除、後片付けなどを一緒にしながら楽しく過ごす。

プロデューサー

有限会社スタジオポイント 澤田剛秀

ディレクター

株式会社ワーク・キューブ 桑原雅明、吉元学、平野恵津泰

デザイナー

株式会社ワーク・キューブ 三宅真示

利用開始
2011年1月1日
販売地域

日本国内向け

問い合せ先

株式会社ワーク・キューブ
Email: info@workcube.jp
URL: http://www.workcube.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

深い軒やトップライト等で日照をコントロールし、日中は照明は必要としない。伝統的な日本家屋の自然の力を利用する暮らしに加え、床冷暖房、太陽光発電、薪ストーブなどを組み合わせることで、環境負荷が少なく快適な生活空間をつくっている。室内を夏冬期の厳しい気候から守るのではなく、春秋の穏やかな気候に近づけることで、いつでも土間部分を開け放し、家にいながらのアウトドアライフを楽しめることを目指している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

アウトドア好きな建て主に対し、土間空間は建具を開放することで完全外部とすることができる。なるべく、いつでもその状態が楽しめるよう、土間の床には冷温水式による輻射冷暖房を採用し、また巻きストーブを併用することでよほどの寒さでない限り、エアコンは使用しない生活ができた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

2つの家族がいつまでも仲良く過ごせる2世帯住宅。親世帯+子世帯に「子」の居場所を別に加えることで「子」を中心に会話が生まれ、自然と一緒に集うことができるようなスペースの配置としている

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

2世帯住宅といっても、お互いが気を使いあって別々に住むのではなく、いつまでも一緒に日々の楽しさを発見できる住宅を目指した。自然と、誰からでもなく集いたくなる空間、別々のことをしていても一緒にいるという感覚を大切にして、空間づくりを行った。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

敷地は南垂れの傾斜、ゆったりとした広さが、十分な採光、風の流れを敷地にいざなう。敷地の持つポテンシャルを十分に生かすことで、日本の文化や風土、自然の光や風を採り入れ環境負荷を小さくし、自然と調和した暮らしを目指した。また外部に対して閉ることで生活を守るのではなく、軒の深さや敷地の高低差を利用し、視線の交錯を防ぐことで外に向けて開いた生活をつくった。それによりご近所との交流も積極的に生まれている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

生活のイーメジや敷地条件などから提案した暮らし。オーナーご家族の「色」が出た、個性的で、自分らしい暮らしが詰まったものが出来上がりました。これからもオーナーご家族には、「自分らしい暮らし」を追及し、思い切り楽しんでもらいたいと思います。

審査委員の評価

アウトドアが好きな建築主の二世帯住宅である。二世帯の家族が、まるでキャンプを行っているように、中央の土間に集まり団らんを楽しむというユニークな構成にまず魅かれた。土間周辺は縁側のようになっており、多くの客人にも対応できるようになっている。外気を積極的に取り入れる空気の流れを良く考えた断面計画になっている。テントで二世帯を覆うようなイメージの架構と丸太を使った意匠も楽しい共同生活の場を上手く演出している。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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