GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [insert]
事業主体名
CO2WORKS一級建築士事務所
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
CO2WORKS一級建築士事務所 (愛知県)
受賞番号
12GA10586
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地は愛知県瀬戸市の中心街からほど近い場所に位置する。周囲は小高い丘陵地が連続し、起伏に富んだ街並みを形成している。敷地にも奥行14mに対して5mほどの高低差が存在していた。この地での暮らしにクライアントはキャンプサイトに建てたテントのような気持ちよさ・楽しさを望んだ。そこで内部の空間は斜面の形状に沿わすように5つの異なるフロアによって構成した。その中央部には吹抜空間とトップライトを配置し、それぞれの場に光を届けるとともに、外部のような開放的な空間をつくりだしている。家族はこの空間を中心に季節や時間、天候などに応じたいろいろな距離感で外部を感じながら生活を楽しむことができるのである。

デザイナー

中渡瀬 拡司

詳細情報

http://co2works.main.jp/wp/

利用開始
2011年8月20日
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県瀬戸市東松山町

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

地盤面下に接する部分の構造はRC造を採用している。熱容量の大きなコンクリートを蓄熱体とし、地熱を利用しながら安定した室内気候をつくりだしている。また敷地南側の緑化帯からの涼風を室内に呼びこむ南北の通風も確保している。これらが吹抜空間を介し循環していくことで熱環境に関わる負荷を軽減していくことを考えている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

建物の内部を細かく分割することによって性能を確保するという考え方ではなく、全体をゆるやかにつなげる一体空間としている。これにより家族の関わり合いやコミュニケーションが生じていくような空間をつくっている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

最上階のふたつのフロアの間には階段ともベンチともつかない場を設けた。フロア間を移動するという行為はもちろんだが、この場所に腰おろして本を読んだり、寝転がって空を眺めたりしながら過ごすこともできる。住まい手はリビングやダイニングといった名称に捉われることなく、自分の居心地のいい場所を発見しながら生活を楽しむことができるのである。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

街や周辺の環境と切り離され、建物内で完結してしまうような閉じ込められた空間をつくるのではなく、周囲の建物や街に影響を与えていくような広がりをもてる建物を目指した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

建物はそれ単体で完結するものではなく、そこで生活する人はもちろん、周辺環境は建物・街そのものなど多くの関係が考えられる。それらを整理しながら関係性を再構築していくことによって住まい手の理想の生活・快適な空間をつくりあげていくことが設計者の役割であり、建築におけるデザインであると考えている。

審査委員の評価

都市近郊の小高い丘陵地が連続している斜面地に建つ住宅である。敷地は14mの奥行きで5mもの高低差があり、内部空間は斜面の形状に合わせた5つの異なるフロアによって構成されている。中央には吹抜空間とトップライトを配置し、さまざまな光環境と開放性を各フロアへ与えている。光によって時や天気の移り変わりが楽しめ、自分の心地よい居場所を探せるような住宅空間となっている。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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