GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [外暮らしの家]
事業主体名
ロイヤルハウス株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
ロイヤルハウス株式会社 (愛知県)
受賞番号
12GA10583
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

家は小さくして、そのかわり外に対して開かれた家。家ではなく周りの環境を暮らしに取込む事で暮らしは、ぐっと外に広がり、より自由で生き生きとした暮らしの形があると考えます。少子高齢化が進む時代、家は子育て家族だけのものではなく様々な世帯に対応する家のあり方が求められます。また家の面積を小さくする事でエネルギーを消費する家から、環境をうまく取り入れたエネルギー効率のいい家を考えました。家と家の間をどうデザインするか、隣との関係、社会との関係をどう考えていくか、家と家をつなぐ大きなデッキを提案しています。近隣・地域の核になる様に、日々の暮らしはプライバシーを守りながらも地域との接点を考えました。

プロデューサー

土谷貞雄 ロイヤルハウス 商品開発部 齋藤陽久 ロイヤルハウス 商品開発チーム

ディレクター

土谷貞雄 ロイヤルハウス 商品開発部 齋藤陽久 ロイヤルハウス 商品開発チーム

発売予定
2012年10月
価格

10,000,000円 (予定価格)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

弊社は全国の木造住宅を建設する工務店を加盟店として束ねるFC本部です。家の図面化、統一価格、デザイン、ルール、デザインパターン、仕様決め等のマニュアル化を行い商品化し、全国に広がる加盟店に対し研修会の開催や、資材、構造体提供を行える体制を整えています。今回の提案は商品の開発のみでなく、その前提となる暮らし方の提案を、加盟店とともにエンドユーザーと一緒に考える仕組みを提案しています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

家そのものは小さく建てて、外部環境も含めた暮らし方を提案しています。自然との関わり方や社会との関わり方を喚起しやすくする仕組みを考えました。デッキやルーバーで囲われた暮らし、外での暮らしを日々の暮らしに取り込むことで、人間の潜在能力をひきだしていければと考えます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

外部環境も暮らしの延長として生活する事で、家の中の暮らしはミニマムな機能でそろえています。たくさんのものをもつのでなく、少ないもので豊かに暮らす。これからの生きかたの基本ではないかと考えます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

小さな家にすることで、デザインの再現性の精度を高めることも考えました。かたち、色、ルーバーや塀の要素を統一して、全国でどこでも応用可能なための仕組みを考えています。プロトタイプのみならず、組み合わせなどの応用事例などについても準備をしています。その他マニュアルや研修システム、資材供給等を、全国の加盟店で提供できる体制も整えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

もう一度、現代の暮らし方を見直し、自然の仕組みやエネルギーへの考え方、ものの持ち方、コミュニティーとの関わり方などを、ユーザーと一緒に考えたいと思いました。家のデザインの前に家のありかた、暮らし方をもう一度考えたいと思いました。

ユーザー・社会に伝えたいこと

成熟した社会の中もう一度「暮らしとは何か」を考える必要がありそうです。最低限のもので小さく暮らす、エネルギーをなるべく使わず自然の仕組をうまく使う、暮らしを見直しあるモノをうまく使う暮らし方が必要な時代になってきています。家は暮らしを実現する為の道具です。家のあり方を考える事で、暮らしの未来を考えたいと思いこの開発を行いました。ユーザーと一緒に「これからの家」について考えていきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

外暮らしの家

審査委員の評価

「小さく住まう」というコンセプトは、真剣に省エネに取り組まなければいけない今後の選択肢の一つになるだろう。この提案は、屋内で使用するエネルギーを最小限にとどめ、外部に開かれたデッキの活用によって個性的な暮らしを手作りし、地域コミュニティーへの広がりを想定するなど先進的であると言える。ミニマムながらも使い勝手に配慮のある設備や地方の工務店でも施工の可能な耐震木造などは、標準化することで質を高め、同時に価格を抑えることが可能となる。収納面積に限りがあるので勇気のある決断ではあるが、こういう住まい方を選ぶ人が増えると地球も少しは持続するのかも、と希望をいだかせてくれる。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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