GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
個人住宅 [ラ・ビーダスタンダードハウス]
事業主体名
有限会社ラ・ビーダ
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
有限会社ラ・ビーダ (福島県)
受賞番号
12GA10580
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

創業から85年間、一生涯を寄り添える家具と向き合ってきたラ・ビーダが、住宅と家具とを調和させ、この国の素晴らしさを実感できるようデザインしたのが「ラ・ビーダスタンダードハウス」です。世界に誇れる日本の木を、土台から建具・家具に至るまで適材適所に使用。家族が集い、食べ、語らい、歴史を刻む、ダイニングテーブルを現代の囲炉裏とし、標準装備しました。生活しながら、職人の高い技術や素材の風合いに触れ、体感することで、この国の木の伝統・文化に気づき、実感することができます。ラ・ビーダスタンダードハウスは、健やかな心と体、家族のより良い生活、日本の森林や職人の技術さえも育てる、この国のしあわせを育む家です。

プロデューサー

渡部 信一郎

ディレクター

渡部 信一郎

デザイナー

新沼 創、岡田 豊、神谷 健

詳細情報

http://lavida.co.jp/

発売
2007年9月
販売地域

日本国内向け

問い合せ先

有限会社 ラ・ビーダ
Email: info@lavida.co.jp
URL: http://lavida.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

多くの日本人が忘れかけてしまっている、世界に誇れる日本の木の仕事の素晴らしさを、ラ・ビーダスタンダードハウスに住むことで体感し、気づくことができます。それは、この国の木の仕事の再生・発展・循環へと広がり、木材の目利きから職人まで、木と関わる優れた次の世代を築くきっかけとなるばかりか、日本の森林の再生にもつながります。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

岩手県の南部栗や、北海道の水楢、福島県の会津栗・会津桐など、世界に誇れる日本の木を適材適所に使用しています。ラ・ビーダスタンダードハウスに漂う空気の質と流れはもちろん、優しい質感や変化に富む美しい木目が、日本人の感性に心地よくなじみ、家族の心と体を健やかに育みます。また、子どもが幼い時から、優れた木の仕事に囲まれ、毎日生活しながら体感して成長することは、木育そのものといえます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

現代のダイニングテーブルは、かつての日本家屋の「囲炉裏」です。家族がともに囲み、集い、食べ、語らい、歴史を刻む、そんな重要な役割を持つダイニングテーブルを標準装備し、家具同様の高い品質と設計で作り上げるラ・ビーダスタンダードハウスは、家族の心と体により良い気づきと健康をもたらします。光と空気の流れを考慮した設計、気温や湿度に左右されにくい住環境は、心を癒し毎日の生活を心地良くします。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

世界に誇れる日本の木を使ったラ・ビーダスタンダードハウスをたくさんの方に体感していただくこと。それは、戦後の拡大造林政策、木材の輸入自由化と共に衰退した、国内林業の再生の礎となるばかりか、世界的に見ても最高水準である国内の木工建築技術の継承や、環境を配慮した住宅・家具デザイナーの育成にもつながります。日本の木を使うことで、森や山を育て、ひいてはそれに関わる産業・人材を育てることができます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

福島県に住む私たちは、東日本大震災や原発事故から、この国の素晴らしさを痛切に再認識しました。人は自然なくして、生きていくことはできません。先人たちが培ってきた木の伝統・文化を、暮らしに寄り添いながら反映してきた住宅や家具。ラ・ビーダスタンダードハウスを通して、そこに住む家族が「この国のしあわせを体感し気づくこと」で、現代社会を見直すきっかけとなり、自然環境の大切さに気づいて欲しいと願います。

ユーザー・社会に伝えたいこと

自然の恩恵など忘れてしまいがちな今、世界に誇る日本の森林との共生は、私たちの生活に欠かせないものです。ラ・ビーダスタンダードハウスを通して、日本の森に思いをはせ、手触りや使い心地から、この国の木の仕事の素晴らしさを体感する。先人たちへ尊敬や感謝の想いを抱き、伝統や技術の根源である、日本の森林を誇らしく思うことは、この国のしあわせを実現するために、最も必要なことのひとつではないでしょうか。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福島県郡山市にございます、ラ・ビーダ店舗にてご相談ください。
ラ・ビーダ〈La Vida〉

審査委員の評価

木製家具を扱いオリジナル家具も制作する会社が、家具の使われる現場で「工業生産の内装と家具の色や質感のバランスがとれていないことを実感した」のがきっかけで、室内空間と家そのものを作りはじめた、その動機に説得力がある。住空間のプランニングにおける新しさや工夫に欠ける、という意見も審査会で出された。一理あるが、プランは普通でも「身体が触れる質感が生活の質を向上させ、その先に幸せがある」というチームの信念と、日本の木を使うことで森林を保全したい意思を、デザインの向かう一つの流れとして尊重したい。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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