GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
賃貸住宅 [構造と意匠を兼用したパーティクルボードによるリノベーション(Y's House 禅昌寺9)]
事業主体名
大和船舶土地株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
有限会社ランドサット (大阪府)
受賞番号
12GA10569
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ys house禅昌寺9は、築50年の木造住宅をリノベーションした賃貸住宅です。インテリアは壁や床の仕上材に、100%リサイクルの木質パネル(パーティクルボード)を使用した、暖かみのあるデザインが特徴です。パーティクルボードはデザインと耐震要素を兼ねており、すべての耐力壁を構成しています。構造がそのまま内装材になり、ローコスト化と高度な耐震補強を両立させ、住宅のサスティナブル化に貢献しています。

プロデューサー

大和船舶土地株式会社 鈴木祐一

ディレクター

有限会社ランドサット 安田利宏

デザイナー

有限会社ランドサット 安田利宏

詳細情報

http://www.daiwasenpaku.co.jp

募集開始
2011年8月
販売地域

日本国内向け

設置場所

神戸市須磨区禅昌寺町

問い合せ先

大和船舶土地株式会社
URL: http://www.daiwasenpaku.co.jp/index.htm

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

築50年の老朽化木造住宅を耐震補強を施し延命すること、そして100%リサイクル材のパーティクルボードを最大限に使用し意匠材としても使うこと、複数のアプローチでサスティナブル社会への貢献度をあげている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

木質パネルであるパーティクルボードで囲まれたインテリアは、照明効果も手伝って昼夜問わずインテリアに優しい表情を醸し出します。確実な耐震補強による安心感も相乗効果的に、生活者に安らぎを与えます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

木材100%の再生材を最大限に使用した築50年のリノベーション物件に暮らすなかで、生活者はサスティナブル社会へ関心を持っていただけると考えます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

昭和30〜40年代の老朽化した木造住宅の再生方法に、このプロジェクトは一つのプロトタイプを提示していると考えます。経済状況から建替えが厳しい現状でも、パーティクルボードを使った積極的なリノベーション提案が可能と考えます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

このプロジェクトは、「リノベーション」「再生材の使用」という2つの視点から、サスティナブル社会への実現へのプロトタイプ提案と我々はとらえております。

ユーザー・社会に伝えたいこと

パーティクルボードのよるリノベーションは、「建替えないという選択」をし「再生材の利用」して多角的にサスティナブル化を図っている点、構造材と意匠材を兼用することで構造スペックの向上とローコスト化を両立させている点で、今後のリノベーションのスタンダードになりうる可能性を秘めていると思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

神戸市須磨区禅昌寺町

審査委員の評価

内装デザインと耐震要素を兼ねたパーティクルボードの導入により、築50年の木造住宅の耐震性を強化しながらモダンな住まいに生まれ変わらせた例。パーティクルボードは上階の梁内部まで立ち上げて固定され、耐震補強をはかる。ボードの目地幅や表面にあたたかみを帯びた表情を与える間接照明やなど、ディテールも細やかである。「すでにあるものを再利用したい」という欲求が強まるであろう今後に向け、築30〜40年の木造家屋をローコストで再生させる汎用性の高いリノベーションを提案している点が評価された。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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