GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
浄水器用水栓 [浄水器専用水栓]
事業主体名
株式会社水生活製作所
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社水生活製作所 (岐阜県)
受賞番号
12GA10500
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

アンダーシンク型浄水器に使用する専用水栓。従来の止水構造は、浄水器に水が入る前に止水する先止め方式と、通った後に止水する後止め方式があり、前者は浄水器への負荷、後者は残った滞留水が出る「ポタ漏れ」発生という欠点がある。そのポタ漏れを防止するためには水路が複雑化し製品も大きくなってしまう。本製品は、新設計のコンパクトな止水ユニットを内蔵し、従来品と同サイズながらポタ漏れ防止を実現している。先止め方式では無いため浄水器への負荷も無く、両者の優位点が融合した画期的な止水構造である。清掃が容易な滑らかな本体、大きな面状の突起部を持つハンドルなど、使いやすい形状を基軸に、外観の美しさにも配慮した。

プロデューサー

株式会社水生活製作所 代表取締役社長 早川徹

ディレクター

株式会社水生活製作所 開発課課長 早川貴之

デザイナー

株式会社水生活製作所 開発課 高木美穂+KEISUKE FUNAHASHI DESIGN 代表 舟橋慶祐

発売予定
2012年12月
価格

32,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

問題の「ポタ漏れ」防止だけではなく、本体サイズも格段にコンパクト化出来たことで使用材料の削減となった。ワンユニット化した止水構造ユニットを含め、将来的に交換が必要な部品は全て交換可能な設計にしており、メンテナンスが容易で長期に渡って使用出来る。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

止水構造ユニットをワンユニット化することで、部品交換の作業負担を低減。回転部分のゴム製オーリングの排除がもたらしたトルク減と、大きな面状の突起部を持つハンドル形状による操作性向上。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の浄水器専用水栓の問題であった、止水してからも続く「ポタ漏れ」を防止し、ユーザーにストレスの無い使用感と安心感を提供している。吐水口から底面にかけて滑らかにつながる本体形状は、清掃が容易である。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

様々な問題を解決したこの製品は、水栓バルブ発祥の地である岐阜県山県市の技術力を広く伝えることが可能。また、浄水器に対する生活者の信頼性を向上させ、関連する製品や水道水文化の発展・普及に寄与できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

浄水器に対する生活者の信頼性向上は、結果としてペットボトル入りのミネラルウォーターに頼ることがなくなり、大幅なゴミやエネルギーの削減となる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

長く使用していただくためにはどうしたらいいかと部品ひとつひとつを丁寧に見直し、内部・外観共に「美しい」理想の製品づくりを追求した。これまで見過ごされてきた細かな諸問題を解決したこの製品は、我々にとっての大きな進化である。より便利になった本製品が、日常生活の質向上に寄与し、水道水文化の発展に貢献できれば幸いである。

審査委員の評価

この浄水器用水栓は、止水ユニットの内部構造や通水路などの再設計をおこない、高度な技術でワンユニット化されている。またシームレスな外観造形は清掃性もよく、スタイリッシュにまとめられていると評価された。長年の水栓金物でのノウハウも生かされており、快適で安心な機能開発を達成できている点も好印象を与えた。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   川上 元美   髙尾 茂行   橋田 規子  

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