GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ディクショナリーホーン [ディクショナリーホーン]
事業主体名
秋田木育プロジェクト
分類
個人・家庭のための情報機器・設備
受賞企業
秋田木育プロジェクト (秋田県)
受賞番号
12GA10380
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カーボンオフセット認証取得事業の一環として、消費者(ユーザー)に、製品を通じてカーボンオフセットを実感してもらうため、秋田杉間伐材を素材として活用し、無塗装で、かつ現代のツールとして必需品といえるスマートフォンの音を拡張させるスピーカー機構を、電源を必要としないエコな製品として作ることで「木=資源=環境」を広い層に認識してもらうためのプロダクト。

プロデューサー

八木澤 栄治

ディレクター

大野 英憲

デザイナー

大野 英憲

詳細情報

http://www.awtp.jp

発売
2012年6月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

問い合せ先

秋田木育プロジェクト
Email: info@awtp.jp
URL: http://www.awtp.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

国内資源の有効利用を目的とし、製造過程で出来るだけ化学物質を使用しないようにすると同時に素材、質感を感じてもらうために無塗装。本製品が地域活性の役割を果たし、秋田杉を「素材」ではなく、「製品」として広めることは、社会貢献にも繋がる。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

カーボンオフセット認証製品が、秋田県間伐材である「杉」を使用し、天然素材=無塗装で製作されているということは、環境に対する意識を本製品が広く一般的に高める効果につながり、また、機能性も広く一般的に普及しやすい可能性が秘めている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

本製品が生活の中に天然の「木」を取り入れるためのキッカケになり、木、本来の香りや温かみ、柔らかさを生活環境で実感することで、豊かな生活をおくることが可能となる。本製品の「杉」には無塗装なゆえ、化学物質にはない杉の天然の香りを感じ、室内の浄化作用、脱臭作用なども行なう。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

建材として多く使われ、素材としての価値をなかなか見出すことが出来なかった「杉」。小物製品の中でも木箱、化粧箱といった製品ジャンルでしか利用されなかったが、本製品は杉の特製を生かし、新たな杉の付加価値を高めることが出来る。今後、さまざまな利用方法や利用価値が生まれることを期待させる製品。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域貢献として秋田杉の間伐材を使用することは意義のあることであり、同時に地域産業や地域活性につながるカンフル剤になりえる。また、製造工程を見た時、デジタル機器に対応させた製品ではあるが、無塗装にするなど、化学物質を極力使わず、接着剤以外は無公害で製作されていることから、環境配慮を行なっていると言える。

ユーザー・社会に伝えたいこと

様々なカーボンオフセット認証製品がありますが、その殆どが、基金や、募金制度のようなイメージに見え、カーボンオフセットの必要性が伝わりづらく、本製品は素材に間伐材を使い「資源を無駄にしてはいけない。」というストレートなメッセージを消費者に伝えなければ、環境に対する意識は変わりづらいと思い、この製品をプロダクトしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

秋田木育プロジェクト
秋田木育プロジェクト

審査委員の評価

反響を利用したスマートフォン向けスピーカーは数多いが、カーボンオフセットを実感させるプロダクトは少ない。その中でこのプロダクトはあえて無塗装の生木の表情を活かした素材を使い、生木の持つ音とスマートフォンの音の特性を上手く結びつけた点を評価する。ただ、意匠そのものが辞書になっている事と本製品の持たせたかった意図をさらにしっかりと練り込む必要があると感じる。今後の地域産業の活性に向けて期待したい。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   安次富 隆   田子 學   松井 龍哉   渡辺 弘明   渡邉 誠  

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