GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
スマートフォン [NTT docomo F-12D らくらくスマートフォン]
事業主体名
富士通株式会社
分類
個人・家庭のための情報機器・設備
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
受賞番号
12GA10313
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

誰もが参加できるICT社会の実現に向け、シニア層をターゲットに市場拡大をねらった「らくらくホンシリーズ」初のスマートフォンです。「らくらくホン」で培った「見る」「聞く」「話す」といった基本的な使いやすさを継承しながら、ボタンのように押した感覚がしっかりわかる新開発のタッチパネルや、色分けされた大きなアイコンで、見やすくわかりやすいようデザインした独自メニュー画面を搭載し、安心で確実な操作が可能な全く新しいスマートフォンとなります。様々なサービスを誰もが手軽に利用できる本製品によって、生活を豊かで楽しくするといった新しい価値をお客さまに提供します。

プロデューサー

富士通株式会社 モバイルフォン事業本部 本部長 高田克美

ディレクター

富士通デザイン株式会社 チーフデザインディレクター 川見充彦

デザイナー

富士通デザイン株式会社 金山正貴、佐竹芳文、長澤豪、田島聡+株式会社イマジカデジタルスケープ 岡村慧介、長井俊朗

詳細情報

http://www.fmworld.net/product/phone/f-12d/

発売
2012年8月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

サステナブル社会の実現にあたって、携帯電話のライフサイクルへの改善を図っています。使いやすさはもちろんのこと、シンプルで飽きのこない造形、耐久性の高い表面処理技術の採用や外観品質の向上を心がけ、愛着を持って使用していただける息の長い商品デザインとしました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

シニアの身体的特性に合わせた快適に使える端末を提供します。握力や触覚の衰えに対して持ちやすい形状や表面処理、触知しやすい大きなボタンや確実な操作感のあるハプティック(触感)タッチパネルを搭載しました。また視覚、認知の衰えに対して場所が特定しやすいレシーバー、大きめボタンで理解しやすいGUIを新規開発して、ハード/ソフト全体で徹底した使いやすさを実現しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

シニアの方でも簡単に使える操作性にこだわったスマートフォンを提供することにより、いつでもどこでもネット接続可能な快適なモバイルシーンを拡げることができます。特にスマートフォンに置き換わることで、従来の電話やメールに加え多様なコミュニケーション手段や様々なサービスへのアクセスが可能になるので、シニアのライフスタイルに変革をもたらし、豊かな生活への一助となることが期待できます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢化社会を迎えシニア市場が活況を呈す中、本製品のようなユーザーの裾野を広げることのできる情報端末が普及することで、シニア向けサービス産業、および関連産業の進展が期待できます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢化社会が抱える諸問題(疎遠孤立化、健康問題など)に対してのソリューションとして、高齢者と自治体、高齢者同士のコミュニティを情報端末で活性化させる様々な取り組みが、自治体などの行政等を通じて試行されています。その中で高齢者が自治体などから提供される生活を支えるサービス情報に、高齢者自身が簡単にアクセスできるようになることは、今後の社会において重要な問題解決の契機になると期待されます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

情報化社会による利便性が一般に普及しつつある中、シニアや障がいのあるお客さまが、情報化の恩恵を等しく享受できる製品を開発することは、社会において重要な我々の責務であると考えています。そのため本製品が今後の礎となるものとして、過去から引き継ぐものを厳選し、新たに取り入れた部分の改善に対するこだわりを徹底して追求してきました。そのこだわりをぜひ体感して頂けると幸いです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

docomoショップ、家電量販店
NTT docomo らくらくホンシリーズ

審査委員の評価

携帯電話の操作を極力簡素化した「らくらくホン」のスマートフォン版。丸みあるラウンドフォルムとサイズが持ちやすと親しみやすさを表現している。操作がわかりやすいメニュー構成やタッチ操作を間違えにくいユーザーインターフェイス、ホームキーを大きくすること、ワンタッチダイヤル機能、アイコンの色と大きさの工夫など、初心者でも迷わず使いやすい工夫を徹底している。文字入力はATOKを搭載。音声入力と手書き入力にも対応しているなど、簡素化しながらも入力しやすい方法を設計している。UI設計にも配慮が多く見られる。特にアプリへ移るときにはアイコンを長押しする事で指先に振動と「カチッ」という音が伝わる設計になっている。画面上のボタンは物理ボタンを押している感覚で使える事がスマートフォンを始める人々に安心感与えている。徹底したユーザー意識によって生まれたデザインは完成度は高い。今後もこの分野でのリーダーシップを発揮してほしいと期待する。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   安次富 隆   田子 學   松井 龍哉   渡辺 弘明   渡邉 誠  

ページトップへ