GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
粘着グミ [ペタッツ ハンディ]
事業主体名
株式会社トンボ鉛筆
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
株式会社トンボ鉛筆 (東京都)
受賞番号
12GA10156
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

乾くのを待たずに、木材、ガラス、プラスチック等様々な材質の物に貼れる円形グミ状の粘着剤(粘着グミ)。貼りたい時にすぐに使えるディスペンサー入り仕様。2枚のシートの間に粘着グミを挟み込んだ従来のタイプと比較して、のり付けまでの手間と時間を大幅に縮少、ごみの量も約40%削減させた(自社既存製品比較)。詰替え式なので環境にも優しく、経済的。ポスター掲示やメモ貼り、POP貼り、小物の転倒防止等広い用途で活躍する『はがせるタイプ』、クラフトやラッピング、デコレーション等、ホビー用途に最適な『強力貼るタイプ』の用途で選べる2タイプ。

プロデューサー

株式会社トンボ鉛筆 海外営業部 山本 健介

ディレクター

株式会社トンボ鉛筆 商品企画部長 形見 和則

デザイナー

株式会社トンボ鉛筆 商品企画部 クリエイティブデザイン課 鈴木 和彦

詳細情報

http://www.tombow.com/petats/

発売
2012年3月26日
価格

400円 (税抜)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

経済的で環境にやさしい詰め替え式。『貼ってはがせるタイプ』、『強力貼るタイプ』2種の替えテープに互換性があり、つめ替え作業時のトラブルも少ないシンプルな構造。飽きのこないデザインに加え、1500回以上の実使用にも耐える強度にすることで、ユーザーに永く使用してもらえる製品を目指した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

左右どちらの手でも違和感無く握れ、片手に持ったままでも作業が続けられるコンパクトな形状にすることで、机の上以外や立ち仕事での貼り付け作業が可能になった。また、テープをカットし、直接手で貼り付ける仕様なので、様々な材質・形状・サイズの物へも正確にのり付けが出来る。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

『はがせるタイプ』は「壁や貼る物に穴をあけたくない」「きれいに貼りたい・はがしたい」等の掲示やメモ貼りに関する悩みを解消。震災以降増加している、フィギュアや小物の転倒防止用途でも活躍。『強力貼るタイプ』は「乾くのに時間がかかる」「手や作品が汚れる」等、液体接着剤に不満を抱いている消費者に訴求。誤って口に含んでも害がなく、貝殻やどんぐり、食品容器等にも貼れるので、お子様の工作にも最適。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

少子化による学童数の減少や、IT化によるオフィスでの貼るシーンの減少に伴い、国内ののり市場は長期的なマイナストレンドにある。その一方で、既存の粘接着用品への「乾き時間の長さ」や「作業の難易度」、「仕上がりへの不安」等への不満から、“貼る行為自体から敬遠している消費者”も多く存在している。機能的な新粘着剤をこれらの消費者へ訴求することにより、新たな貼る習慣と市場の創出に貢献する。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

福祉施設・児童館・食品関係業者等において、「画鋲が落ちたときの危険性」から掲示物を制限しているとの声が聞かれた。当製品(はがせるタイプ)は、万が一貼っているものが落下したとしても、針が無いので安心。「老人ホームで孫の写真を貼るようになった」等の声も聞かれている。「貼りたい物があるけれど貼れない」不満の解消に貢献。

ユーザー・社会に伝えたいこと

「壁に物を貼ると穴があく」「掲示物が落ちると危険」「工作は手が汚れる」「異素材接着は乾くのに時間がかかる」・・。これらは今まで常識でした。それを不自由に思いながら貼り作業をする消費者がおり、その不自由さにより貼ること自体から敬遠する消費者がいます。メモにペタッツ!工作にペタッツ!写真にペタッツ!気軽に使え、たっぷり貼れる。ペタッツハンディはその不自由、不満を“貼る楽しさ”に変える製品です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の文具店及び量販店
株式会社トンボ鉛筆

審査委員の評価

この商品は糊やピンではなく、様々な材質の物に貼れる円形グミ状の粘着剤である。接着という行為における新しい発想であるが、のり付けまでの手間と時間を大幅に縮少するという正しい進化を遂げている。詰替え式ディスペンサーもきちんと細部までデザインされていて、環境にも優しい配慮もされている。新しい定番文具になりうるのでは?という意見が多く出た逸品である。

担当審査委員| 澄川 伸一   左合 ひとみ   須藤 玲子   蓮見 孝  

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