GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
便箋 [蛇腹便箋シリーズ]
事業主体名
株式会社榛原
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
株式会社榛原 (東京都)
受賞番号
12GA10144
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

蛇腹便箋の特長は、蛇腹状になった便箋の各折り目にミシン目が入っている事です。書き終わったところで切ることができるため、短い言葉の一筆箋にも、長文の手紙にもなり、好きな長さの手紙が書けます。日本の伝統的な巻紙の発想から、現代に適応した使いやすい便箋で、かしこまった手紙だけではなく、日常の想いを綴るなど、気軽にお使いいただけます。便箋と封筒がセットになった「蛇腹便箋レターセット」や、手のひらサイズの「ちいさい蛇腹便箋」は、デザインも豊富で、多くのお客様に長きにわたり御利用頂いています。

プロデューサー

株式会社榛原 中村達男

ディレクター

株式会社榛原 中村達男

デザイナー

株式会社榛原 中村達男

詳細情報

http://haibara-shop.jp/

発売
1974年2月23日
価格

420 ~ 525円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

電子メールの普及により、手紙を書くという機会が減っていますが、手で書いた文字には思いを温かく伝えるやさしさがあります。それは、昔から日本人の受け継いできた、言葉を贈るというおもいやりの気持ちがこもるからでしょう。書き終わったところで切って使うという機能的で美しい蛇腹便箋は、手紙を書くという行為を、無駄のない手段で伝えていく事を可能にします。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

便箋の各折り目にミシン目が入っており、書き終わったところで、手で簡単に切れます。絵柄によっては縦書き横書きどちらにも使え、和文にも英文にもなります。使う人や送る相手の人に合わせて、自由に手紙を書く事ができる便箋です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

蛇腹便箋は書き終わったところで切れるので、手紙を書く人は長さを気にせず気軽に使っていただけます。生活の中の「ありがとう」や「どうぞ」などのちょっとした気持ちを書いて、相手に贈る。受け取った相手は、その小さな心遣いが案外嬉しいもので、お互いの生活がより豊かになると考えております。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

60年間弊社が培ってきた、工業用紙の製造・加工技術を用い「蛇腹便箋」という新しい形の便箋を開発しました。違う視点で自社製品を見ることにより、新しい製品を生み出せた事は、高い技術を持つ日本の中小企業に、技術の転用の一事例として示し、開発への刺激を与えられたのではないかと思います。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

蛇腹便箋に使われている紙とインクはMSDS(製品安全データシート)に則り、有害な物質は使用しておりません。また、製造段階で出た紙はリサイクルし、資源の再活用に努めております。

ユーザー・社会に伝えたいこと

電子メールの普及により、手紙を書く機会が減っていますが、手で書いた文字には、思いを温かく伝えるやさしさがあります。送る相手の為にひと手間かけるその心遣いなど、日本人が昔から大切にしてきた「思いやり」の心を後世に伝えていけるよう、気軽に好きな長さの手紙が書ける「蛇腹便箋」でそのお手伝いができれば幸いです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

日本橋 榛原
日本橋 榛原 オンラインショップ
日本橋 榛原

審査委員の評価

蛇腹式の便箋は、入学式での校長式辞には付きものだが、それは壇上での所作が美しいからである。文字が書き込まれるコーデックスとしての役割を担う便箋は、単なる文具ではなく、時として演劇的な場における小道具の役割をも担う。このシームレスな便箋は、一枚ごとにミシン目が入っていて、とても使いやすい。紙質や線の色などにも配慮が行き届いている。まさに、コトに着目して生まれたデザインと言えるだろう。

担当審査委員| 澄川 伸一   左合 ひとみ   須藤 玲子   蓮見 孝  

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