GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
腕時計 [シチズン アテッサ エコ・ドライブ 電波時計 ダイレクトフライト]
事業主体名
シチズン時計株式会社
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
シチズン時計株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10002
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この時計は常に進化を遂げる大都市から発せられる人工的で直線的な光が織りなす様々な光の表情、現象を表現した時計です。動力源である光に対し、ソーラー電波時計の機能である「受信」「受光」といった「受」のイメージを払拭させるように「放」の力強さを異なる素材からなる構成部品の質感を用いて強くアピールしました。操作性にも配慮し、竜頭操作で目的の都市を合わせればその都市の現在時間を瞬時に表示する、スマートな操作性が可能なワールドタイム時計です。電池交換の必要が無く、メンテナンスフリーで環境にも優しく「光の力、美しさ」の両面を表現した時計です。

プロデューサー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 本部長 乾哲弥

ディレクター

シチズン時計株式会社 商品企画本部 デザインセンター チーフデザインマネージャー 榎本信一

デザイナー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 デザインセンター デザインマネージャー 井塚祟吏

詳細情報

http://citizen.jp/topics/2012/20120516.html

発売予定
2012年6月7日
価格

157,500 ~ 189,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

安全であると信じられてきた原子力発電は震災の影響によって環境を汚染し、人体に多大な影響を及ぼすことが認識されています。この時計は、自ら電力を作り出して低消費電力で駆動します。安全な太陽光発電の可能性を感じることが出来ると同時に、サステナブル社会の実現の一歩となる商品になると考えます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ワールドタイム表示において、目的の都市名をディスク表示して時間を合わせるという「作業性」と「視認性」の向上を実現しています。また、風防ガラス裏面に分目盛を印刷し、さらに両面に無反射コーティングを施している為、あらゆる角度においてもクリアーに確認でき、視認性の向上に貢献しています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日・欧・米・中の4エリアでの受信が可能なワールドタイム機能を備えたソーラー電波時計です。加えて日本では馴染みの薄いサマータイムにも対応可能です。煩わしい電池交換の必要もなく、光ある限り動き続けます。しかも光が当たらなくてもフル充電で約4年(パワーセーブ機能が作動しているとき)時を刻み続ける事が出来ます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

多機能クオーツ時計にありがちな操作性の難しさを見直した製品です。メイン機能であるワールドタイムの操作は機械式時計を扱うように竜頭操作のみで目的の都市名(27都市から選択)を合わせるだけで時差、日付を瞬時に計算して表示します。多機能クオーツ時計の操作性についての見直しは他社製品にも影響を与えました。この時計は多機能クオーツ時計の新しい表現を提案した製品であると考えます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

原子力発電の安全性が問われる中、太陽光発電のこの腕時計の発電システムは小さなものですが、使用するユーザーが直にエコロジーを実感でき、太陽光発電の可能性に理解を深めて頂ける事が出来ると思います。また、有害物質であるボタン電池を排出しないのも環境問題に対して貢献している製品であると考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

腕時計に限らず、ソーラー発電製品にありがちな受光確保によるデザイン制限を感じさせない姿勢。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

百貨店/大手家電量販店

審査委員の評価

各部位を構成するエレメントとそのバランス、重量、動きのしなやかさなど完成度が非常に高い。ソーラ式電波時計の、ひとつのスタンダードにたどりついた感がある。電力源となる光りを受け止めて動くという道具が、それを越えて、みずから世界に向けて光りを発するという設計コンセプトは、「輝き、反射、影」といった表現手法を強く意識することによって、実現されたといっていい。得てしてマイナスとなりがちな視認性の高さも充分である。

担当審査委員| 戸谷 毅史   川島 蓉子   サイトウマコト   廣田 尚子   山田 晃三  

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