GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
無線温湿度ロガー [MD8000シリーズ]
事業主体名
株式会社山形チノー
分類
公共用途の機器・設備
受賞企業
株式会社山形チノー (山形県)
受賞番号
11G10012
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

温湿度データを無線転送しPC管理する。これまでの計測機器にない瞬間的な速さで異常を捉え発信できるため(端末単独発信)、今まで見落としていたミスの回避も可能。親機、子機(測定器)、中継機、モニターでシステム構築する。子機を中継機としても使用できるため、多数設置のユーザーは大幅なコストダウンが可能。従来の無線業界にはなかったモニターも低価格で提供できることにより、測定したい場所、視認したい場所にそれぞれ設置して理想的な温度管理動線ができる。子機は防塵、防水で熱電対が取り付け可能で測定域が大幅に広がった。サーミスタ型の1/5の速さで計測できるため、作業効率も大幅に向上できる。

プロデューサー

株式会社山形チノー 開発部 部長多田正春

ディレクター

株式会社チノー 顧問デザイナー 佐久間 保幸

デザイナー

株式会社山形チノー 開発部二課 柴田恭成

詳細情報

http://www.chino.co.jp/products/humidity/md6000.html

発売予定
2011年11月30日
価格

14,800 ~ 29,800円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

当社の温湿度管理・制御技術は75年になります。温度管理は動植物の生死すら決定付けます。正しい温湿度管理・制御は快適な環境とロスの少ない製品や安全な食品を作ります。この商品は多くの関連機種のステップアップを予見します。測定したものをより素早く集計する。室内空調、医薬品の製造、原料保管、将来は個人体温の管理からしいては熱射病対策まで。徹底した温度管理はより快適な社会に欠かせません。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

それぞれの機種のバランスを整え、機器そのものは必要以上に目立たないこと。表示窓、操作パネル、基板など多くを共通パーツにすると犠牲になる機種が出てくるが、すべての機種のバランスを適性にしている。親機も子機も初期設定後の操作は少ない。スイッチの印象を弱くしモニター表示を煩わさないようにした。医薬品関係の壁面なども想定されるため、PCサイドに置く親機以外は濃い色を避け、全体的に柔らかい印象としている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ACタイプとバッテリータイプがあり、バッテリータイプは充電式で防塵、防水タイプとなっています。さらに1m(オプションならばそれ以上)の熱電対が取り付けられるためこれまで測定不可能であった狭いところや粉塵や水蒸気の多いところなどを測定することができます。測定域が大幅に広がり、より正確な温室度データを収集、管理ができるようになります。壁面、スタンド共有できる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の無線技術は親機からの問いかけに対して子機が応答するもの。これは数十台設置した子機が発信した場合、親機がどの子機からの発信かを識別する無線技術の難しさからくるもの。本シリーズはこれらを解決し、125台設置した子機からの情報を親機が識別でき、その技術をもってモニターもシリーズに加えることができた。PCでの確認をせずにモニターで情報を見ることができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

測定したい場所と常に見ていたい場所は必ずしも同じではない。例えば熱のこもりがちな場所を測定箇所とした場合に従来はその場所へ行って表示を見るか(往々にしてこのような場所は奥で見難い)、親機から発信、応答されたものをPCで確認する方法しかなかった。警告アラームがタイムリーになり、タイムラグによるミスが減る。動線内にモニターを設置できるため人的なミスも減る。

ユーザー・社会に伝えたいこと

より正確に測る。よりすばやく通知する。見やすい姿勢で見る。この単純なことを向上させようとする時、無線方式の壁があります。この壁から一歩出ることによって、125台の子機からのアラーム発信やモニター表示が可能になりました。より低価格とするために可能な限りのパーツの共有と可能な限りの小型化、シンプル化を実現しました。当社の他商品との連携を深めてよりミスの少ない温湿度管理、制御のシステムを構築します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.chino.co.jp/products/loggers/mf500.html

審査委員の評価

無線技術により温湿度、離れた所から測定し、それを離れた多くの場所へ正確に送るという難度の高い技術が高い次元でまとめ上げられている。センサーによって測定された計測データーの表示は、シンプルで誤認を避けるためのインターフェースデザインで素晴らしい。端末機のシンプルなデザインや視認の邪魔にならないよう、抑え気味のスイッチカラー等も高く評価された。

担当審査委員| 黒川 玲   南雲 勝志   山村 真一  

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