GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
家具 [ふるさとの木で生まれる家具]
事業主体名
株式会社ワイヤードビーンズ
分類
家具・インテリア用品
受賞企業
株式会社ワイヤードビーンズ (宮城県)
受賞番号
11G04012
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

家具の市場において、安価な輸入品と高級ブランド品の二極化が顕著であるなか、そのどちらでもない消費者が本当に欲しいモノ、生涯愛着を持って使い続けられる純国産商品の開発。1.郷土の樹木を利用し、郷土の職人と工房による現地生産 2.統一したデザインで高い質を定番化させ、ブランドとしての認知度を高める。3.全国の多くの地域を代表できるように、47都道府県を目標に展開 そして、生産、デザイン、販売の三者共同開発という新しい試み

プロデューサー

株式会社ワイヤードビーンズ 代表取締役 三輪寛

ディレクター

GKインダストリアルデザイン 朝倉重徳

デザイナー

GKインダストリアルデザイン 朝倉重徳

詳細情報

http://wiredbeans.jp/wiredwood/

発売予定
2011年10月1日
価格

30,000 ~ 150,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

一つの道具と永く関わることで、豊かさの本質を実感すること。無駄な廃棄をしない、永く愛着を持って使える品質と飽きのこないデザインにすること。健全な森林維持のために、適正量の国産木材の利用。林業、木工業など、地場産業活性型の生産体制。デザインを統一、定番化し、ビジネスコンセプトを時間をかけて全国各地域へ紡いでいくこと。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

全てを無垢の木で造られた机と向き合うことで、五感を通して木のぬくもりや自然を感じ、心を豊かにする。永く愛着を持って使えるような、シンプルで原型的な造形。座ると落ち着くような、脚部の内側への角度。(剛性を上げる構造との整合性)

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

故郷の木で故郷の職人が造った机を使うことで、ユーザーに地場を身近に感じさせ、地域に根ざした本来あるべき生活の豊かさを実感させる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

デザインを統一しコンセプトを明確することで、地場を生かす生産販売体制を全国各地に提供する、新しいビジネスモデル。国内林業の活性化。木材加工業の技と職人の伝承。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地場の特色を生かした自然素材で造られた家具と向き合うことで、行き過ぎた消費社会に疑問を持ち、本当の豊かさを再確認させ、旧来の物を大事にする文化へとシフトさせる。適正な木材の切り出しは豊かな山林を保全し、土石流や地滑りを防ぎ、また養分を含んだ水を川から海へ流すなど健全な生態系を守ることにつながる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

安価な輸入品でも高価ブランド品でもない値段に相応しい素材を使い郷土愛で生産される家具には、子々孫々ずっと使い続けようと思わせる何かがあります。郷土を見つめ直し生産者の思いを感じながら、地場が一体となって造る家具は、地方経済発展の潤滑油にもなるはずです。経済の成熟化や震災による価値観の変化が云われるなか、この新しいビジネスモデルの思いを地域経済に関わる多くの人に感じとってもらいたいです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

WiredBeans本社(仙台市青葉区本町)GALLERY、 京都北山丸太生産協同組合、 Webサイト
http://wiredbeans.jp/wiredwood

審査委員の評価

無垢の天板と脚のみで構成された非常にシンプルなテーブルである。本物を表現しつつ、リーズナブルなコストを実現するために、デザインやディティールの統一性を計っているが、素材は日本各地の材料を使用し、製造技術もそれを可能にしている。流通をカットし、これからの地域とものづくり、そしてそこに住む人が繋がる新しいビジネスを予感させる。

担当審査委員| 黒川 玲   南雲 勝志   山村 真一  

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