GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
衛星電話サービス [ワイドスター]
事業主体名
株式会社NTTドコモ
分類
社会基盤・プラットフォームのデザイン
受賞企業
株式会社NTTドコモ (東京都)
受賞番号
11G15031
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

いつでもどこでもだれとでもつながる絆として日常の生活や文化に深くかかわる携帯電話ですが、災害に伴う停電等の影響により地上の基地局の機能を喪失した場合には、携帯電話サービスを享受することは困難になります。ワイドスターは赤道上空の静止軌道に2機の通信衛星と、2つの衛星基地局により日本全国と日本の200海里に通信サービスを提供しています。衛星、基地局、交換機等は二重化され相互にバックアップすることができ、万が一の故障や災害により通信設備がダメージを受けても円滑にサービスを継続することができます。

プロデューサー

株式会社NTTドコモ 丸山誠治 三菱電機株式会社 西村修司 松本真二

ディレクター

株式会社NTTドコモ 新田和正 鴨川健司 澤田政宏 三菱電機株式会社 蔵人哲也 友江直仁

デザイナー

三菱電機株式会社 牛田文治 工藤銑

詳細情報

http://www.docomo.biz/html/service/widestar/

利用開始
1996年3月29日
価格

オープンプライス

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

グリーン調達ガイドラインを策定しており、ワイドスターはグリーン調達ガイドラインに準拠した製品としてデザインされています。http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/csr/ecology/environ_management/guideline/green.pdf

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

無駄を省きシンプルで質実剛健という言葉がふさわしいスタイルは人々に安心感を与えます。一方でその使い方は衛星電話という響きからは想像もつかない簡単なものになっています。そう、いつも使っている携帯電話をイメージするだけでかんたんに利用できるデザインとなっています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ひとたび災害が起こったときは命綱として人々の生活を支える衛星電話です。通信手段が途切れ、緊急の連絡もままならない状態を解消してくれます。平穏な日常ではあまり意識されることも少ないかもしれませんが、縁の下の力持ちのような存在で人々の生活を陰で支えています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

微弱な衛星の電波を用いても安定した通信品質を維持する無線技術や、車両や船舶の激しい旋回、動揺や過酷な環境下でも的確に衛星を捕捉し続ける追尾制御、災害時にも安定した運用を実現するネットワーク技術、これらはどれも日本の技術力の高さを示す優れた工業デザインです。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

いつ起こるかわからない災害、起こることを前提として取り組みたくない災害に対して、真摯に取り組み1996年から15年もの長きにわたり静かに陰のように社会基盤を支え続けています。スポットライトの当たらないところでも、その存在意義を認め、収益を追求するだけではなく社会的な責任を果たしていく、そのような価値観を社会に問いかけています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

大規模な災害にも影響を受けることなくライフラインである通信手段を提供し続ける。華々しく光の当たることもなく、使われないことこそが一番望まれる災害対策用の機器。それでも愚直に提供し続けることにきっと意味がある。そのためには何かができるはず。「ワイドスター」は開発者達が、これらの信念を貫き通して産まれたプロダクトです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社NTTドコモ法人営業担当
http://www.docomo.biz/html/service/widestar/

審査委員の評価

災害時に携帯電話が使用不能な状態となることは、周知のことと言える。この状況下にあって頼れる存在にあるのが衛星電話であり、被災地の情報を確実に入手できる唯一の通信手段と考えられる。以前の衛星電話は大型で重量もあることから、容易に持ち運べる機器とは言いがたいものがあったが、このワイドスターは小型軽量化が実現され、被災地での機動性が高まったと言える。また、操作性も従来の携帯電話に習った簡単操作が評価された。

担当審査委員| 大島 礼治   黒川 玲   堀井 秀之   松井 龍哉  

ページトップへ