GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オーガニックコットン栽培・製品販売による循環型プロジェクト [haco. PEACE BY PEACE COTTON PROJECT]
事業主体名
株式会社フェリシモ haco.
分類
社会貢献活動のデザイン
受賞企業
株式会社フェリシモ (兵庫県)
受賞番号
11G15014
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

綿花栽培で衰弱した土地を救い、未来のこどもたちに元気な大地を残すために2008年より始動。インド産オーガニックコットン製品を基金付きで販売し、その基金で現地でのオーガニックコットンの栽培や研究開発、児童の就学・奨学支援を行う循環型のプロジェクト。原料から製品まで一気通貫の連携によって、オーガニックコットンを使用した手袋「men?te」をはじめ、さまざまな企業やブランドとのコラボレーションアイテム、デニムや帆布、絣など素材の開発なども実現。現地NPOチェトナ・オーガニックを通じて、現地綿農家のオーガニックコットンへの転換支援、60名以上のこどもたちへの高等教育の奨学支援を実施。(2011年現在)

プロデューサー

株式会社フェリシモ haco. 葛西 龍也

ディレクター

株式会社フェリシモ haco. 佃 奈緒子

デザイナー

株式会社フェリシモ haco. 山川 真記代

詳細情報

http://www.felissimo.co.jp/haco/peace/

発売
2008年10月1日
価格

1,000 ~ 18,300円 (1商品あたり200?300円の基金が含まれます。2011年7月31日現在 基金総額は20,339,900円)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

現地のこどもたちが教育を受けることで、将来自分たちでこの産業を発展させ、次の世代がまた育つという循環のきっかけになることを目指し、目の前の綿花栽培だけでなく、現地の子供たちの就学支援も行っています。また、基金ドナーが生活者自身であることから、責任を持った消費行動が社会を変えていく構造になっています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

綿花栽培における農薬使用は、大地への負担だけでなく、そこに携わる人間の身体への悪い影響も問題となっていたため、オーガニックコットンの栽培を推進することで、それを低減できた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

生産されたオーガニックコットンを買い取り、製品化して販売することで、現地に安定した雇用を創出することができます。また販売により集まった基金で、現地の子どもたちへの就学支援を行い将来の生産者を育成することができます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

生産農家だけでなく、綿花商や紡績、製品メーカーなどサプライチェーン全体が、一つの目的意識を共有しれ取り組むことができています。また2011年からは、日本国内の紡績メーカーや製品メーカーとのコラボレーションによるデニムなど優れた企画によって、「国産」の魅力を伝えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

オーガニックコットンへの転換によって、大地への負担を低減しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

みんなで手をつなぎ、私たち日本人と、綿花の栽培地であるインドの人々が協力し合って、大地への恩返しができるようなしくみをつくることを目指しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.felissimo.co.jp/haco/peace/
http://www.felissimo.co.jp/haco/peace/

審査委員の評価

この一連の製品には綿の安全性はもとより環境負担を最小限にした製造工程にその特徴がある。さらに綿畑から最終製品にまで一環した秩序があり、21世紀プロダクトのモラリティを雄弁に語る代表的な製品である。正論の製品素材を美的な感性でマーケティングをし製品としての魅力に発展させた事に成功している。オーガニックコットンを選ぶ事の価値に新たな側面を見いだした「デザイン的手法」を評価する。

担当審査委員| 大島 礼治   黒川 玲   堀井 秀之   松井 龍哉  

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