GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アプリケーション、Webサービス [pin@clip ピナクリ]
事業主体名
東京急行電鉄株式会社
分類
コミュニティ・地域社会のデザイン
受賞企業
東京急行電鉄株式会社 (東京都)
受賞番号
11G15004
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「pin@clipピナクリ」とは、あらゆる位置情報を街の活性化に繋げ、行動ログの取得による来街者特性の把握を行う、沿線価値を高めるためのエリアマーケティングサービスである。リアルでアナログな経営資源である「街」を活性化させることを目的とした、「街のソーシャルエンターテイメントサービス」。街に出るきっかけ作りとして、ITサービスを駆使してバーチャルとリアルの間を行き来してもらうことで、実際に街を歩き、お気に入りの店を見つけ、買い物や食事をし、それをソーシャル上で共有してもらう。街歩きの魅力をユーザーに訴求、楽しさを再認識してもらい、魅力的な情報をユーザーへタイムリーに届けるサービスである。

プロデューサー

東京急行電鉄株式会社 グループ事業本部 金山 明煥

ディレクター

東京急行電鉄株式会社 事業戦略室 峰崎 大輔

デザイナー

株式会社東急エージェンシー クリエイティブソリューション本部 都市開発事業局 佐々木 憲二

詳細情報

http://pinaclip.jp/

利用開始
2010年11月12日
販売地域

日本国内向け

問い合せ先

東京急行電鉄株式会社 事業戦略室 ICT戦略部
URL: http://www.tokyu.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

サービスやデザインにおいて、目新しいものの追及にこだわってしまうと、フラッシュ的な消費に終わってしまい、サービスが根付くものにはならないのでは、という仮説のもと、本サービスはスタートしている。このピナクリは、サービスの高い視認性、施設や店舗の主体的な協力、ソーシャルサービスとの連携など、関係者全てにとって飽きのこないツールとなることを目指している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ARのサービスは数多く出現しているが、このピナクリは、平行してマーカと同時に展開しているサービスである。街を回遊しているときにサービスを想起することは、よほどユーザーの心理に浸透していなければ難しいが、街なかでの視認性が高いため、ふとした時に利用をしてもらうことで近隣の「自分に合った」情報を取得してもらうことが可能なサービスである。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

「エリア」や「街」に根ざしたサービスであるため、そのエリアに関する情報やつぶやきなどが網羅的に閲覧できる。自分と近しい行動を取っている別のユーザーが、他にどんなエリアに行っているのか、どんな店に行っているのかなどを参考として垣間見ることで、これまで自分の知らなかった情報が、コンテキストに沿って情報提示され、より豊かな生活に繋げてもらうことが可能なサービスとなっている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本サービスは、ユーザーの位置情報や属性情報を参考とすることができ、これまで成し得なかった経営サポートサービスの実現に貢献することができると考えている。雨の日のサービスやタイムセール情報のユーザーへの配信だけでなく、コンテクストマーケティングに不可欠な情報をログとして活用することができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

本サービスは、主にAR機能を使い、街なかにおいては電源などを必要としないARマーカの掲出を通じたサービスとなっている。特別な設備や高価な機材は必要とせず、その上で非常に汎用的なピクトグラムの採用を行い、ユーザー、街、環境に親和性の高いモデルを採用している。また、提示する情報も、画一的なクーポン情報などだけではなく、イベント情報や街からのお知らせなど、社会的な利用側面にも対応している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

このpin@clip、ピナクリというサービスデザインを通じ、街なかにおいて目的行動のみならず、ふとした寄り道やちょっとした回遊を通じ、世の中に対する視野を広げてほしい。本サービスは、そのちょっとした回遊をしてみたくなるような「リコメンド情報」を自分に提供してくれるサービスである。そうして発見した「楽しい」ことを、また共有情報として発信し、日本のリアル空間における経済活動の活発化に繋げて欲しい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

App Store
http://pinaclip.jp/

審査委員の評価

街歩きの魅力を訴え、楽しさを再認識してもらい、魅力的な情報をユーザーへタイムリーに届ける、街のソーシャルエンターテイメントサービス。街なかでの回遊や滞在時間が減少傾向にあるなか、ユーザーの行動を喚起し、街を活性化させるツールとなりうる。行動ログの取得による来街者の特性を把握することができる。そのような情報は、カスタマイズされたサービスの提供を可能にするものであり、また、コンテキストマーケティングに活用することもでき、様々な発展性が期待できる。

担当審査委員| 大島 礼治   黒川 玲   堀井 秀之   松井 龍哉  

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