GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
エネルギーモニタリングの仕組み [柏の葉キャンパスシティにおける CO2見える化プロジェクト]
事業主体名
三井不動産レジデンシャル株式会社
分類
サービスのデザイン
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
受賞番号
11G14004
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」における、家庭での使用エネルギーの見える化をきっかけにして、居住者が主体的・継続的に省エネルギーな暮らしを送るきっかけを生み出す仕組みづくり。各家庭に標準装備されたモニターによって、前日の電気・水道・ガス使用によるCO2排出量を計測して3段階のマークやランキングで評価するほか、居住者用に用意した専用SNSによるネットワークでの意見交換やクラブ活動「エコクラブ」でのエコ活動を通じての交流を促し、コミュニティづくり、街の活性化も目指している。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 執行役員 千葉支店長 植木 宏一、千葉支店 開発室 主査 大宅将之

ディレクター

一般社団法人 柏の葉街エコ推進協議会 株式会社藤崎事務所 藤崎 健吉、國田かおる 松木義也

デザイナー

株式会社藤崎事務所 金子 綾、武井篤子

詳細情報

http://www.31sumai.com/mfr/G9910

利用開始
2009年1月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

各家庭で発生するCO2の量をSNS上で確認したり、エコクラブにおいてエコ情報の交換やエコ活動をできるようにするほか、首都圏では初の取り組みとなる、各家庭のエネルギー削減量を価値とするホワイト(カーボンオフセット)証書を環境推進活動の一環として買い取り、商業施設「ららぽーと」で買物ができる「エコポイント」として各家庭に還元するという仕組みを構築するなど、さまざまな取り組みを複合的に行っている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

毎日の簡易なエネルギー情報はインターホンモニターで気軽に確認することが出来、また、使用エネルギーの詳細情報をPC上リアルタイムに確認できる仕組みにより、その場、その瞬間において気づきを得ることも可能。また、交流を生み出すきっかけとなるSNSについてはシンプルかつ親しみやすいインターフェースを採用していることで、参加のハードルを下げ、積極的な利用を促している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日常生活の中で、楽しく無理なく光熱費を削減していくことができる。また、エコをきっかけにした居住者同士の交流やエコライフが無理なく浸透していくよう、日常生活に生かせるエコ情報を交換する「SNS」や「エコクラブ」という”場”の提供が可能である。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

管理ネットワーク付のインターホンモニター「ベルボーイ」を改良し、前日のエネルギー量がポップな評価マークで通知される仕組みを構築。更に、SNSネットワークとクラブ活動という顔の見えるコミュニケーション手法を掛け合わせたことにより、居住者が毎日自然に省エネルギーに取り組める新たな配信サービスを生み出した。また、居住後の生活をデザインすると同時に、社会貢献をも果たせる新しいスキームが構築できたといえる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エコ活動をきっかけにして居住者同士のコミュニケーションと街の活性化を促す提案である。CO2使用量の個別モニタリングだけでなく、SNSやエコクラブ等において他の居住者と一緒に取り組むこと、またエネルギー削減量に応じて近隣の商業施設で使用できるポイントを還元することにより、居住者は「みんなで」「無理なく」「継続的に」省エネルギーに暮らすことが出来る。

ユーザー・社会に伝えたいこと

今後ますます重要になってくる個人のエコ活動ですが、エコと聞くと、どうしても窮屈な思いや我慢をして節電などを行うといったネガティブなイメージになりがちです。今回のプロジェクトにおいては、住まう方がそれを「楽しく」「続ける」ための一つの方法として、ソーシャルネットワーキングサービスという居住者同士の「つながり」を生む装置、またクラブ活動という顔が見える「場」を活用するスキームを提案しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

柏の葉キャンパスシティ(エコクラブ等、居住者による取り組み) 柏の葉ライフミュージアム・パークシティ柏の葉キャンパス二番街(ベルボーイ等、居住者向け設備)
http://www.machino-club.com/club/eco/2011.html

審査委員の評価

不動産デベロッパーとしてエネルギー周りのソリューションを営利活動として提供していこうという試みである。パークシティ柏の葉キャンパスニ番街という地域コミュニティの各家庭に標準装備されたデータ集計の仕組みを通じてCO2排出量をクレジット化し、エコ活動を通じて削減した努力相当分を一年に一度、住民に換金可能なポイントとして還元するというモデルを提唱している。フィージビリティの高いビジネスプランとして評価できるが、長期的な運用が可能かどうかは今後注視したい。

担当審査委員| 國澤 好衛   西山 浩平   吉田 順一  

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