GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コミュニティーバッテリーシステム [コミュニティーバッテリーシステム]
事業主体名
伊藤忠都市開発株式会社
分類
サービスのデザイン
受賞企業
伊藤忠都市開発株式会社 (東京都)
受賞番号
11G14002
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

太陽光パネルとリチウムイオン蓄電池を連携させ、電力使用量の多い夜間にクリーンエネルギーを活用し、蓄電池で貯めきれなかった余剰電力は売電できるシステムを創出。スクラップ&ビルドではなく永住できる集合住宅が求められている時代の中で、必要不可欠な住環境・間取り・デザインに加え、クリーンエネルギーの創出と有効活用を図るサービスをシステム化。建物のエントランスに現在の発電量・蓄電状況・使用電力量を表示できるモニターを設置し、集合住宅の入居者だけでなく来訪者にも環境への配慮の意識を啓蒙。低炭素社会の実現を住宅から発信していくとともに、日々の暮らしの中で無理なく自然と地球環境の保全に貢献するサービスを開発。

プロデューサー

伊藤忠都市開発株式会社 都市住宅事業部 安江建吾

ディレクター

伊藤忠商事株式会社 産機・電子システム部 島村忠秀

デザイナー

伊藤忠プランテック株式会社 エネソル事業部 柳谷力也

利用開始
2011年3月3日
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

東京都世田谷区野毛二丁目30-11

問い合せ先

伊藤忠都市開発株式会社 都市住宅事業部
Email: info@ipd.jp
URL: http://www.ipd.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

共用部照明を全てLED化し、消費電力を大幅に抑制することで、太陽光発電によるクリーンエネルギーを有効活用し、季節により蓄電池で貯めきれない程の電力が大幅に発電された場合でも、余剰電力は売電できる仕組みにしている為、集合住宅内だけでなく、社会全体にも貢献できるシステム。削減できた電気代及び売電金額は管理組合に還元することで、集合住宅の維持管理費に充当することもでき、安定した長期修繕計画に寄与。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

建物のエントランスに太陽光発電量・蓄電状況・使用電力量をイラストで分かりやくデザインされたモニターを設置。事業者や専門家だけが理解できるシステムではなく、集合住宅の入居者にも日々の暮らしの中で身近に自然エネルギーの有効活用を実感してもらい、省エネ行動が促進されることを図った。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

技術の進歩により従来の住宅にあったスクラップ&ビルドの考えを改め、次世代をも見据えた集合住宅が増えている中で、環境配慮の意識を親子代々まで継承される低炭素社会の実現を住宅から発信できるよう提案。エントランスに設置したモニターを通して、建物の入居者だけでなく、来訪者に対しても自然エネルギーの有効活用を身近に感じてもらい、地域のコミュニティ形成にも寄与。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

今後普及が予想される電気自動車から取り出したリチウムイオン蓄電池を定置用蓄電池として再利用する新市場を開拓。クリーンエネルギーの有効活用が命題となる企業活動において、普段の暮らしの中心となる住宅において、集合住宅業界初となる太陽光発電とリチウムイオン蓄電池の組み合わせをシステム化し、本プロジェクトで培ったノウハウとともに今後の集合住宅業界への提供を目指す。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

太陽光発電と蓄電池の連携に加え、LED照明を共用部に採用し、集合住宅の規模を活かしたカーシェアサービスに電気自動車を導入することで、クリーンエネルギーの有効活用を図り、持続可能な低炭素社会の実現を住宅から発信。蓄電池で貯めきれない程の電力が供給できた場合、余剰電力分を売電することで、社会に対してもクリーンエネルギーを提供でき、地球環境保全への貢献を目指す。

ユーザー・社会に伝えたいこと

集合住宅を供給する企業として、日々の暮らしの中でクリーンエネルギーを身近に感じ、環境に配慮した生活をしながらも現代の便利な生活を維持でき、次世代を見据えたスクラップ&ビルドに終止符を打つ住み替え不要な集合住宅を目指す上で、重要な役割を担うシステムを構築できたと自負しております。今後もクリーンエネルギーの活用が命題となる住宅業界で広く参考になればと願いつつ、更なる価値創造に邁進して参ります。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都世田谷区野毛二丁目30-11

審査委員の評価

スマートシティ化ヘ向けエネルギー効率を上げるため、コアな技術を駆使し着実にクリーンエネルギーの有効活用のシステム化を実現している点が評価できる。集合住宅をエネルギーの生産地と捉えることは有効であり、エネルギーの地産地消は可能性が大きい。今後一層の普及が望まれるソリューションデザインの一つである。

担当審査委員| 國澤 好衛   西山 浩平   吉田 順一  

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