GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
iPhone/iPadアプリ [pi-boえほん]
事業主体名
NEXTBOOK株式会社
分類
ソフトウェアのデザイン
受賞企業
NEXTBOOK株式会社 (東京都)
受賞番号
11G13021
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

piーboえほんは、言葉を覚え始めた幼児が初めて出会う絵本です。従来「認識絵本」と呼ばれていたカテゴリーの絵本を、新たに電子絵本としてデザインしました。5人の著名なイラストレーターを起用し、全10巻となる絵本のシリーズです。作品には、電子絵本ならではの、インタラクティブなしかけと複数の言語を取り入れ、子供たちは画面内の動物や乗り物に働きかけ、ネイティブの音声を聞くことができます。ただし、子供にとっての「絵本」の意味は紙でも電子でも普遍です。そのため、ゲームのようなクリアすべきステージ等はありません。子供たち一人ひとりが、自分で遊び方を見つけ、それぞれの想像力の中で自由に遊べるような作品です。

プロデューサー

NEXTBOOK株式会社 代表取締役社長 原田洋一

ディレクター

駒沢女子大学 映像コミュニケーション学科 田澤秀司 NEXTBOOK株式会社 専務取締役 中山真樹

デザイナー

NEXTBOOK株式会社 専務取締役 中山真樹

詳細情報

http://www.nxtbk.com/%E8%A3%BD%E5%93%81/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E7%89%88/

発売
2010年10月8日
価格

0 ~ 2,000円 (複数バージョンが存在し、無料版から全てのコンテンツをパッケージしたフルパックまであります。)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

Apple App Store

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

森林資源を消費しない電子書籍は、環境問題の観点から、持続可能社会実現の一つの方向性と考えてます。さらに電子絵本は、発売後もバージョンアップという手段で、内容を更新していくことができます。piーboえほんは、現在も機能追加の開発が続いています。こうして一つのタイトルが以後もバージョンアップしていくことにより、長期にわたって親しまれる幼児向け電子書籍となることに価値があると考えています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

幼児向けに直感的な操作感をデザインしたことにより、大人向けアプリのノンバーバルナビゲーションの提案ともなっています。これは、爆発的な普及が始まったタブレット端末におけるアプリケーションデザインのひとつの指針となりえると考えます。また、幼児に対して「想像力を刺激して、自分なりの遊び方で遊べる」という提案も、今後のタブレット端末における知育教材の方向性を示していると思っています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

幼児がタブレット端末を操作するという場面には、必ず保護者がその近くに存在します。アプリには、保護者が自分の音声を録音する機能があります。保護者は、アプリを与えるだけでなく、自らアプリに働きかけて、子供向けにカスタマイズする機能を通じて、コミュニケーションすることができます。本作は、このような新しい親子のコミュニケーションの場を提供しています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

タブレット端末は、全く新しい情報端末であり、今後子供や高齢者のユーザーが間違いなく増加すると考えています。その中で、マルチリンガルに、どの国の幼児にも直感的に操作できるデザインを目指して開発した本アプリのインターフェースは、いわゆるユニバーサルデザイン、特に高齢者向けのデザインインターフェースの一つの方向性として貢献できると考えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

森林資源を消費しない電子絵本として、持続可能な社会の実現に貢献しています。さらに、複数言語に対応しており、様々な国の子供たちに利用してもらうことで、国際社会の発展に貢献し得ると考えています。今後のバージョンアップで、ユーザー自らが言語を追加できる機能の追加を予定しており、収録言語以外を母国語とする子供たちにも利用可能なアプリとして提供していきたいと考えています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

絵本が成長過程の子供にとって重要なのは、子供の想像力、イマジネーションを豊かにするツールだからです。私たちは、電子絵本といえども、この要件を満たす商品であるべきだと考えています。そのために電子絵本はどんな演出が良いのか、またどこまでが絵本として許されるのか、そのようなことを日々考えながら電子絵本のデザインを行っています。piーboえほんはその一つの具体例であり、私たちの出発点でもある作品です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Apple App Store
http://itunes.apple.com/jp/app/id415239958?mt=8

審査委員の評価

グラフィックとしての完成度が高く、そのギミックのレベルも高い。各キャラクターの動作もかわいらしく、魅力的である。アプリケーションとしてシンプルに、情報を削ぎ落とした表現に好感が持てる。

担当審査委員| 宮崎 光弘   中谷 日出   暦本 純一  

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