GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
機内食 [JAL国際線パリ線プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスミール]
事業主体名
日本航空株式会社
分類
パブリックコミュニケーションのデザイン
受賞企業
日本航空株式会社 (東京都)
受賞番号
11G12024
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

これまでの機内食の枠組みにとらわれず、平面でしかなかったトレイマットを始めて立体的に仕上げ、折り返しの下に隠された機内食をめくって目で楽しむコンセプトを追求。“地方という価値”をコンセプトに日本・フランスの四季の移ろいを感じさせる食文化を体現するため、双方の主要となる風景をデザインし、食事内容(和食=日本、洋食=フランス)とマッチした演出を狙っている。お客様の機内食という概念を良い意味で裏切り斬新さを感じて頂きたい。・平面でしかなかったトレイマットを立体化することでせまい機内でも空間の広 りを再現。・日本とフランスの最も有名な象徴をデザインし上部を開けた瞬間に判別できる。

プロデューサー

日本航空株式会社 マーケティング本部 商品サービス開発部 部長 畠山 隆久

ディレクター

兼デザイナー 株式会社スマイルズ 遠山 正道

デザイナー

株式会社スマイルズ 上村 貴之

デザイナー写真

詳細情報

http://www.jal.co.jp/inflight/inter/premium_y/yp_meal/

発売
2011年4月1日
価格

164,000円 (参考運賃の為、変動あり)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

日本航空 パリ線プレミアムエコノミークラス、エコノミークラス航空機内

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

航空機の軽量化は航空会社の担う責務でもあり、機内搭載備品はもちろんのこと、機内食・飲料もいかに軽量化を図れるかが命題となっている。食器類をディスポーサル素材に変更、ワインボトルはプラスティック容器にし、機内にて乗務員が個別収集し膨大な数量をリサイクル処理し循環を促している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

羽田発は深夜(00:35)に出発し、長時間着席状態が継続されるので、消化がよく身体に優しいメニュー構成にしており、睡眠の前に温かいお食事を提供し心地よい眠りをいざなっている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

機内食をただの“食事”と位置付けるのではなく、旅の楽しさ・わくわく感を感じて頂くことで日常を忘れて、“旅”に出かけることの満足感を実感していただける。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

震災後の観光需要喚起の観点から、旅の楽しさ・わくわく感を演出し、お客さまの「旅したい」気持ちを喚起することで観光推進に貢献する。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

ディスポーサル容器の使用により洗浄に要する節水が図られ、洗浄後の排水も格段に減少している。食器を搭載しないことで航空機の軽量化が図られ、必要燃料を削減、排出する二酸化炭素も押さえている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

既存の「平面」での機内食の提供の枠組みを超えて、制約のある機内でも「空間」を感じて頂きたい。日本・フランスの誇る地域の特色を最大限に生かした機内食をさらに堪能して頂くためのツールとなっている。

審査委員の評価

パッケージを何でもメディアとして活用するのは気をつけなければいけないが、本作は機内食のトレイマットが使用されるシーン(機内食の内容が何であるかまでも含めた)と、その形状をよく考慮し、内容、質ともにその固有の場所性に即した情報提供をしている点が評価できる。小さなアイデアながら受容者をよく意識したメディア施策と言える。

担当審査委員| 永井 一史   左合 ひとみ   タナカノリユキ   松下 計  

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