GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域ブランド開発プロジェクト [越中富山お土産プロジェクト]
事業主体名
富山県総合デザインセンター
分類
パッケージデザイン
受賞企業
富山県総合デザインセンター (富山県)
受賞番号
11G12004
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3000m級の雄大な「立山連峰」から水深1000mの天然の生け簀「富山湾」まで、標高差4000mに及ぶダイナミックで豊かな自然を持つ富山県。これら自然の恩恵を受けた良質な山海の幸が富山の人や技、歴史や風土の中で支えられ、バラエティーに富んだ多くの産品を育んできました。「越中富山お土産プロジェクト」は、県総合デザインセンターが中心となり、富山県のイメージアップや良質な産品の認知度の向上を目的として、デザイン視点で新たなお土産ブランドを構築するプロジェクトです。現在、「越中富山幸のこわけ」として、県内企業18社が参画し19品を商品化。官民一体のプロジェクトとして、注目を集めています。

プロデューサー

富山県総合デザインセンター 所長 大矢寿雄

ディレクター

富山県総合デザインセンター 所長 大矢寿雄

デザイナー

有限会社ファイン・プロジェクト アートディレクター・グラフィックデザイナー 中山真由美

デザイナー 中山真由美

詳細情報

http://osusowake.toyamadesign.jp

発売
2011年2月17日
価格

315 ~ 735円

販売地域

日本国内向け

設置場所

富山県内の空港・JR・ホテル等のお土産売場等、また一部東京、大阪、札幌等でも販売。

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

近年、お土産の贈り方が変容し、「少人数」や「個人」に対応したニーズが増加。しかし、これらのニーズに対応した商品は少なく、現状では、多くは食べ残しや期限切れ等により廃棄につながっている。本ブランド商品は、全商品を少量化し、食べきりサイズとすることで、食べ残しを防ぐほか、消費者に、県産品の「お試し購入」や「組合せ購入」の需要を開拓。また、過剰包装を避け、共用パッケージ化とすることで、エコ化にも努めた。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

本ブランド商品は、従来のお土産と比べて小さく軽いため、携帯性や収納性に優れており、お土産としての「持ち帰りやすさ」を考慮した商品となっている。また、透明フィルム等の共通パッケージ採用により、商品の中身や量も確認でき、消費者に安心感も与えるパッケージデザインとしている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

本プロジェクトは、女性の意見を積極的に取り入れ、ブランド開発を進めてきた。例えば、「食べきりサイズ化」、「低価格化」、「贈りやすさ」をはじめ、富山産品を個人で自由に組み合わせられる「楽しさ」など、生活に敏感な女性視点によってお土産品に「新たな価値」を創造・提供している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本プロジェクトは、参加企業間のお互いの垣根を超えて、統一したデザインでブランド化を図り、販売促進をめざす事業である。本ブランドの推進は、参加企業ひいては本県の関連業界にデザインやブランドの重要性について認知を深めており、本事業の県内産業全体の活性化にもつながるものとして貢献している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

本ブランド商品は、「富山らしさ」、「おいしさ」、「オリジナル性」ある商品を厳選して、富山自慢のお土産品をラインナップしており、富山の「おすそわけ」の心や文化、「食べきりサイズ」のエコ精神とともに、富山の食文化を広く県内外に情報発信している。なお、当センターでは、更に県内企業のデザイン力を強化し、広くビジネスにおけるデザインの振興とともに、富山県のイメージアップも図りたいと考えている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

富山県民は助け合い精神が強く、今も地域の繋がりを大切にしています。その代表例が、富山の婚礼での喜びを「おすそわけ」する大きな鯛の蒲鉾です。結婚式の参列者は、鯛の形をした蒲鉾を引き出物として持ち帰り、切り分けて近所に配ることで、その喜びを地域の人と分け合います。本プロジェクトは、富山自慢のお土産品を小分けサイズの商品群で提案し、富山の「おすそわけ」のかたちと心をデザインを通じて発信します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

・富山空港/まいどは屋/富山県富山市秋ヶ島30番地 富山空港ターミナルビル株式会社 2階 ・富山県いきいき物産/富山市新富町1-2-3 CⅰC 5F等

審査委員の評価

共通のラベルを施したパッケージに、おすそわけ感がほどよく表現されていて好感が持てる。少量多品目という考え方は時代の嗜好にも合っており、単品だけでなくギフトとしての組み合わせを楽しめるところも良い。また、おすそわけという古くからの精神文化を伝えていくという意義も評価したい。

担当審査委員| 永井 一史   左合 ひとみ   タナカノリユキ   松下 計  

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