GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
クレ・ド・ポー・ボーテ [化粧品]
事業主体名
株式会社 資生堂
分類
パッケージデザイン
受賞企業
株式会社資生堂 (東京都)
受賞番号
11G12012
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

資生堂の最高級ブランドであるクレ・ド・ポー・ボーテが「ブレインスキン理論」という独自の肌サイエンス研究から新しく生まれ変わったリニューアルパッケージデザイン。品格と機能感を感じさせつつ、新しいターゲットの共感を呼ぶべく、女性が本能的に「ときめく」エモーショナルなデザインとした。スターアイテムであるクリームを「輝き」の象徴とし、各アイテムの個を立たせながら、全体としてきらきらと歓喜に満ちた世界観で表現。

プロデューサー

株式会社資生堂 CPBグローバルユニット 岡部義昭、鈴木佐枝子

ディレクター

株式会社資生堂 宣伝制作部 山本千絵子、渋谷克彦、松本泉

デザイナー

株式会社 資生堂 宣伝制作部 山本千絵子、駒井麻郎、長崎佑香、渡部宏介 畝野裕司

詳細情報

http://www.shiseido.com

発売
2011年1月21日
価格

4,000 ~ 50,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

プレステージブランドにおけるエコの考え方としてはサスティナブルデザインが相応しいと考える。例えば万年筆のホルダーとカートリッジのように素敵で長く使える外容器と中身の交換ができるレフィルとしての内容器という発想に至った。資生堂の高額品としては今回初めてレフィルを配置。ただ簡素にするために剥ぎ取るのではなく、プレステージブランドとしての価値を損なわずに省資源を実現した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

化粧水、日中用乳液、夜用乳液など、各アイテムの識別が瞬時でわかるよう、明快な色分けを行い使用時のわかりやすさに配慮した。化粧水、乳液、クリームにおいて、すべてレフィル対応し、ディスペンサーや外容器は長く使えるサスティナブルデザインとした。精神面では、美しくなれそうという期待感、購入時の優越感、使用時の満足感、すべてがときめくよう五感に訴えるエモーショナルなデザインとした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

このパッケージが生活の中に溶け込むことでの気分の高揚感、美しくなれそうという期待感、満足感の醸成。使用する女性の肌だけでなく、心や生活そのものを美しく優雅なものへ導く。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

長く使用するクリーム外容器には二重成型にオーロラ蒸着を施し、金属のリングやスパチュラは金属とし、高級感と耐久性に配慮した。一方で中身の入った内容器をレフィル対応とし、無理なく脱着でき、捨てやすい簡素なものとした。化粧水などのディスペンサーなども長く使うものは高級感と耐久性から金属としている。ハイプレステージにおけるエコの取り組みとしてサスティナブルという考え方を提案。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

あらゆる面で時代の潮流に合わせて女性たちの「共感」を呼ぶ。

ユーザー・社会に伝えたいこと

今の社会風潮として「憧れ」より「共感性」が求められていると感じる。ハイプレステージブランドにおいても従来の「高嶺の花」的な取り澄ました世界観ではなく、女性が本能的に感じるときめき感、思わず手に取ってみたくなるような華やかさ、言葉は悪いが多少ミーハーな要素を、資生堂最高級ブランドとしての品格を損なわずにいかに取り込めるかの挑戦。品格、機能感、ときめき感を共存させることでより多くの女性達の共感を得る。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

デパートカウンター
http://www.cledepeau-beaute.com/jp/index.html

審査委員の評価

プレステージブランドとしての品格を、過度な装飾性ではなく心理面に直接働きかける質感で表現。レフィル交換やディスペンサーのリユースは、高級品におけるエコのあり方の好例である。ユーザー目線での機能面の改良も含めて、最上級ブランドが進むべき道を示唆していると言える。

担当審査委員| 永井 一史   左合 ひとみ   タナカノリユキ   松下 計  

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